7/9に心斎橋のLIVEHOUSE JUZAで訪問した、MAGICAL SPEC(マジスペ)のワンマンライブ「MAGICAL WIND」は、中盤で各メンバーの推薦する曲が6曲連続で演じられると、しばらくの給水タイムを経て更にパワーがメンバー全員にみなぎると、壮大な夢が広がるが如く希望に満ちた曲調の、筑田浩志氏作品「Sparkling」で終盤ブロックがスタートしました。
続く「Chu Love♡」はイントロや間奏でリフレインする印象的なメロディが、私の心を穏やかにする不思議な効能があるのですが、この曲の終盤でMOMOMIが後方へとポジションを下げた際に、自らのスカートの長い裾を誤って踏んでしまったのか、よもやの転倒で私の視界から忽然と消えてしまったのには、ドキリとさせられてしまったものの、すぐにメンバーから手を差し伸べられ何事も無かったかのように、落ち着いてパフォーマンスが続いたのには安堵させられました。
そして勢いが溢れる「マジ?cool ! SPEC」が賑やかに演じられたのは、もはやマジスペを代表する曲として特に対バンライブでは絶対に欠かせない、堂々としたキラーチューンに育っている感があるのですが、パフォーマンスが終り今後のスケジュール告知があったので、これでライブは終わりかと思いきや賑やかなイントロが流れてきました。
それはTVドラマ「ドゲンジャーズハイスクール」のエンディングテーマで、「大好き!ドゲンジャーズ!」という軽快な曲だったのですが、TVでは主演のSORAが沢山のヒーローや出演者らを従えて、軽妙なダンスを繰り広げているのが愉快であるところ、当日はSORAに替わってKOTONEが主役を務め、一人マイクを持ちセンターで張り切って歌っていたのは、終盤でやや息切れし歌唱が途切れそうになった際に、ダンスに専念していた他のメンバー達が期せずして、KOTONEのボーカルを助けていたのがとても微笑ましかったです。
当日のライブはエースのSORAがあいにく不在だったのですが、これまでもドラマの収録などでSORAがが抜けた際に、5人でのライブは数多く行われており、特にHIMARIが過不足なくSORAの重要なパートを、堂々と務めあげているのが頼もしい限りで、メンバー達皆が十分に鍛錬出来ている様子が随所で伺えました。
ライブ後の特典会はMOMOMIとKOTONEを訪問したのですが、大阪では初披露だったという「Cyber Climber」をKOTONEが選んでくれた事に感謝しつつ、体調が万全だったならこの後に行われた2部の「SUMMER MAGIC」にも参加したかったところ、後ろ髪を引かれながら帰宅の途につく事になりました。