7/9に心斎橋のLIVEHOUSE JUZAで訪問した、MAGICAL SPEC(マジスペ)のワンマンライブ「MAGICAL WIND」は、中盤ブロックがメンバーそれぞれの推薦するマジスペ楽曲を順番に披露する趣向で、増えてきたレパートリーを今一度皆に知らしめる企画だったのですが、RINKAが今まで一番回数を重ね歌ってきた曲という紹介で、最初に演じられた「HOPE」は今回私が初めて接した楽曲でした。
続いて1周年ライブでお披露目された「ツボミのまんま」が披露されたのは、MOMOMIのチョイスで終盤の告白シーンを推していたのですが、この楽曲はミュージックビデオが制作されており、メンバー6人の個性が様々なシーンで発露されているものの、私が一番印象に残っているのは恋敵として随所で登場する、HelloYouth藤咲まりなのさりげなくも心憎い演技であり、結局はまりなが全てを持っていってしまう出来映えとなっています。
MIHARUが紹介した「Childish」はマジスペの楽曲の中で、一番アイドルっぽくない一方で他のユニットには無い特性を有する事を誇っていたのは、KOTONEの切ないボーカルがひときわ映える楽曲で、メンバー達の年齢からすると少し背伸びした印象を受けるものの、トキヲイキル楽曲の肌触りが節々で感じられるのは、私も大いに気になり注目している曲となっています。
次の「A-B-C」はノリノリなラップが大好きなHIMARIのチョイスで、間奏で昔ながらの懐かしい電話のベル音が聞こえてくると、少しドキリとさせられる趣向が組み込まれているのですが、実際のところこの曲は前半ブロックの4曲目で既に演じられており、同じ曲を重ねるぐらいなら筑田浩志氏の作品で、私が久しくお目に掛かれていない「Exciting Dawn」をセトリに入れて欲しかったところです。
そして当日不在のSORAが推した「TWIG」が演じられたのは、ユニークなアレンジが弾む初期から存在する楽曲で、デビュー当時の鮮烈かつ清新なマジスペの印象を形作っていたように思えるのですが、SORAが主演したTVドラマ「ドゲンジャーズハイスクール」のデートシーンではこの曲が使われていたんだそうで、私は今も視聴可能な第1話限定の無料ネット動画以外だと、最新話が1週間無料視聴の措置では時々しかチェック出来ていなかった為に、その事実はこのたび初めて知る事になりました。
ラストでKOTONEが紹介した「Cyber Climber」は、当日私が初めて接した楽曲だったのですが、全体的に可愛い印象が専らなマジスペメンバー達が、この曲に限ってはキメ顔を作りカッコイイダンスを披露するギャップがウリという説明があり、疾走感に溢れたアレンジに乗せて展開されるダンスパフォーマンスは、鋭くキレており目を見張らされてしまったのは、ここで私のマジスペ推し曲が俄かに誕生する事となりました。
公式ツイートに添付されていた写真は、左からMOMOMI→MIHARU→RINKA→HIMARI→KOTONEの5人。