東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所、また追加検査必要。 | GTZ&RSのブログ

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東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所は、30日(水)原子力規制委員会から、追加検査の実施の通知を受けたと発表しました。

東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所に拠ると、東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所7号機の設備故障が頻発し保安規定で定める運転上の制限を逸脱した為とのことです。

東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所に於いては、28日(月)7号機使用済み核燃料貯蔵プールの監視カメラ映像が表示されなくなったり、4月16日(水)には6号機非常用ディーゼル発電機が緊急停止したりと不具合が連発していました。

原子力発電所の安全な運転には、深層防護が必要ですが、東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所の場合は、その深層防護以前の低レベルの安全対策すら出来ていない様です。
 ●原子力規制委員会の取り組み~東京電力 福島第一原子力発電所事故から5年を踏まえて~≫

東京電力(株)福島第一原子力発電所では、原子炉圧力容器メルトダウンもさることながら、核燃料貯蔵プールの冷却不足に依り水素爆発していました。

然も、原子力発電所の立地に係る給付(補助金、交付金等のベネフィット)は極一部の地域のみですが、不利益(事故等のリスク)は甚大で広範囲になり給付(補助金、交付金等のベネフィット)を受けない地域にも及びます。

やはり、完全に安全ではない原子力発電所はとても危険で、先ずはこうした不具合の解消と安全対策の完遂が必要です。

そして、万一、電力が不足するのであれば電力消費地で節電をすれば良く、その方が余程SDG'sだと強く思います。