マイナ資格確認アプリにバグ | GTZ&RSのブログ

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厚生労働省は、22日(水)に『マイナ保険証』を読み取ることで過去の診療記録が取得できる医療用アプリ『マイナ資格確認アプリ』に不具合が見つかり、1月15日(水)迄に37人分の投薬情報が本人の同意を得ないまま医療機関等で共有できる状態になっており、投薬に関連する情報について最大73件の情報漏洩が起きたと発表しました。

厚生労働省に拠ると、この医療用アプリ『マイナ資格確認アプリ』は、社会保険診療報酬支払基金が2024年(R6年)10月から配信・提供している訪問診療及び訪問看護で医療従事者がスマートフォン・タブレットで使用するソフトウェアで、医療機関や薬局での受付時に『マイナ保険証』を読み込ませることで利用出来るが、今回は本人が不同意であるにも拘らず医療機関等で情報共有出来る状態になっていたと言うものです。

2024年(R6年)12月にこの医療用アプリ『マイナ資格確認アプリ』を使用した事業所から指摘が有り、社会保険診療報酬支払基金が調査した所プログラムに誤りが有ったとのことです。
(医療従事者の中には、ソフトウェアの不具合等を指摘しても開発元等に照会しないことが多いです。)

なお、この不具合は20日(月)付けで改修完了とのことです。

マイナンバーカードに於ける不具合が続きますが、誰も責任を取らない管理体制が一番の問題点だと強く思います。