中国軍機及びロシア軍機、沖縄沖通過。 | GTZ&RSのブログ

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防衛省は、11月30日(土)の午前から午後に掛けて中華人民共和国とロシア連邦の爆撃機計4機が日本列島を横切る長距離共同飛行をしたと発表しました。

防衛省に拠ると、確認したのは中華人民共和国の『H-6N≒Tu-16』爆撃機2機及びロシア連邦の『Tu-95』戦略爆撃機2機で、中華人民共和国方面から飛来して沖縄本島と宮古島(沖縄県宮古島市)との間を通過し太平洋上迄飛行した後に、反転して再度沖縄本島と宮古島(沖縄県宮古島市)の間を通過して東シナ海(East China Sea)へ飛行したとのことです。

また、爆撃機が沖縄本島と宮古島(沖縄県宮古島市)の間を通過して太平洋上迄飛行する間に、中華人民共和国の『殲16≒Su-30MK2』戦闘機4機、推定中国戦闘機1機(推定)及び中華人民共和国の空中給油機『Y-20』1機が合流したとのことです。
(防衛省提供の写真からは、『殲16≒Su-30MK2』戦闘機が空中給油機『Y-20』から空中給油を受けている状況が見られます。)

更には、これらの共同飛行の前に中華人民共和国の情報収集機『Y-9DZ』及び『Y-9LG』各1機が沖縄本島と宮古島(沖縄県宮古島市)の間を通過し、内1機は沖縄本島方面に向かい、その後2機共再度沖縄本島と宮古島(沖縄県宮古島市)の間を通過して中華人民共和国方面へ飛行したとのことです。

なお、ロシア連邦の『Tu-95』戦略爆撃機2機は、対馬海峡を経て日本海上へ飛行した様です。
その際、日本海上で推定ロシア機1機(推定)と推定ロシア戦闘機2機(推定)も確認された様です。

これらに対して、防衛省は、南西航空方面隊の戦闘機をスクランブル発進させ対応したとのことです。

それと、昨日の大韓民国国防部が発表した中華人民共和国軍機とロシア連邦軍機の東シナ海(East China Sea)から日本海(Sea of Japan)への共同飛行時にも南西航空方面隊の戦闘機をスクランブル発進させ対応したとのことです。

現在、国際情勢は非常に不安定で周辺諸国からの脅威が高まっていることから、正面装備の最強・近代化と訓練の充実が必要だと思います。
(昨日からの悪質な一連の威嚇行為は、挑発であり絶対に乗ってはいけないものですが、防御の準備はより重要です。)