中国人民解放軍Y-9DZ機、領空侵犯。 | GTZ&RSのブログ

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防衛省は、中国人民解放軍のY-9DZ情報収集機1機が、日本の領空を侵犯したと発表しました。

防衛省に拠ると、中国人民解放軍の領空侵犯は今回が初めてで、このY-9DZ情報収集機1機は、午前10時40分頃に東シナ海上空の日本の防衛識別圏(Air Defense Identification Zone、ADIZ)に西側(大陸側)から入り、午前11時29分頃に長崎県五島市の男女群島(長崎県五島市浜町)の南東沖上空の沖合約22㎞(北緯32°、東経128.6°)で日本の領空に東側から侵入したとのことです。

そして、約2分程領空侵犯して男女群島(長崎県五島市浜町)の南東側から領空外に出た様ですが、しばらく領空付近を旋回し続けたとのことです。

これに対しては、航空自衛隊西部航空方面隊(福岡県春日市)の戦闘機F-15(新田原基地(宮崎県児湯郡新富町))と戦闘機F-2(築城基地(福岡県築上郡築上町))をスクランブル発進させ、通告と警告を発した様です。

なお、7月8日(月)には領空侵犯こそ無かったものの中国人民解放軍のTB-001偵察/攻撃型無人機1機が沖縄本島と宮古島の間を通過しており、沖縄県尖閣諸島(沖縄県石垣市登野城尖閣)周辺では2012年(H24年)12月13日(木)中華人民共和国国家海洋局のY-12中国海監固定翼機が初めて領空侵犯をしていました。

更には、2017年(H29年)5月18日(木)には中華人民共和国海警局の小型無人機が領空侵犯しています。

恐らく、今後増々この様な事件は増加すると思われ、やはり正面装備の近代化・増強及び隊員の増員・強化などの防衛能力の増強が急務だと強く思います。
(冷静に毅然とした態度で対応する必要はありますが、バックグラウンドとしてはキチンとした装備・訓練/準備等が必要です。)

一方で、我が国の第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は、8月16日(金)の14時40分頃に尖閣諸島・魚釣島(沖縄県石垣市登野城尖閣)にカヌーで漂着したメキシコ国籍男性1人を救助しています。