大韓民国国防部は、午前9時35分頃から午後1時53分頃迄の間に中華人民共和国とロシア連邦の軍用機が大韓民国の防空識別圏に侵入したと発表しました。
大韓民国国防部に拠ると、中華人民共和国の『殲16≒Su-30MK2』戦闘機や『H-6N≒Tu-16』爆撃機など5機と、ロシア連邦の軍用機6機が順次大韓民国の防空識別圏に侵入したとのことです。
なお、領空侵犯は無かったとのことですが、大韓民国空軍は戦闘機を発進させて対応したとのことです。
一方、中華人民共和国とロシア連邦は日本海(Sea of Japan)上で合同パトロールを実施したと発表しています。
因みに、この合同パトロールと称する牽制は、今年7月24日(水)にベーリング海(Bering Sea)上空でも行い、この時は北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD、North American Aerospace Defense Command)が戦闘機をスクランブル発進させて対応していました。
いずれも、共産主義独裁国家が力に依る現状変更の試みや武力に依る威嚇をしている訳ですが、対岸の火事とせずに日頃から防衛の準備が必要です。
(共産主義独裁国家がパトロールをしても、地域の秩序・治安が良くなるとは思えません。)