VWストライキ決行 | GTZ&RSのブログ

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ドイツ連邦共和国(Federal Republic of Germany)フォルクスワーゲン(Volkswagen)の労働組合員(ドイツ金属産業労組(IGメタル))がストライキ(Strike、労働争議行為)を始めたと発表しました。

この労働組合(ドイツ金属産業労組(IGメタル))に拠ると、警告ストライキと呼ばれるもので、ドイツ連邦共和国(Federal Republic of Germany)内の複数の工場で、夜(現地時間、時差8H)迄決行する予定とのことです。

フォルクスワーゲン(Volkswagen)に於いては、中華人民共和国内及び欧州市場での販売不振から創業以来初となる国内工場の閉鎖案を9月上旬に発表したことから、労働者側(ドイツ金属産業労組(IGメタル))が反発したものと思います。

それと、アメリカのボーイング(The Boeing Company)も、9月中旬から約16年ぶりに約3万3,000人の従業員がストライキ(Strike、労働争議行為)を約50日間程決行しており、11月5日(火)に漸く終結していました。

いずれも、その国の主要基幹産業のストライキ(Strike、労働争議行為)ですから、現在の我が国の感覚からすると凄いことです。

最近の我が国のストライキ(Strike、労働争議行為)と言えば、2023年(R5年)8月31日(木)のそごう・西武労組のストライキ(Strike、労働争議行為)位です。

この数十年を振り返ると、アジったり攻撃的行為やイデオロギー的紛争などは論外ですが、労働者側が余りに経営者側の要望を聞き入れ過ぎて真の労使協調では無かったかも知れません。
(無能な経営者や不作為的経営を野放しにし過ぎた様です。)
結局は、経済的な拡大成長を結果的に阻害しましたから。