東海道新幹線開業60周年 | GTZ&RSのブログ

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東海道新幹線が1964年(S39年)10月1日(木)に東京駅から新大阪駅間を開業してから、60年になります。

今日は、午前6時前から東京駅で6:00発博多行のぞみ1号(J20編成・16輌編成)に於いて、東海道新幹線開業60周年出発式が行われました。
この東海道新幹線開業60周年出発式は、60年前の開業時の式典を再現した形で行われ、駅長が右手を挙げて出発合図し、6:00発博多行のぞみ1号(J20編成・16輌編成)が警笛を鳴らしながら出発した様です。

JR東海(東海旅客鉄道株式会社)に拠ると、この60年間の累計旅客数は約70億人であり、乗車中の旅客の死傷者が発生した事故は起きていないとのことです。

なお、60年前の東海道新幹線開業出発式は、東京駅で6:00発新大阪駅行ひかり1号(H2編成・12輌編成)で、当時はひかり号超特急こだま号特急と言う名称で呼ばれていた様で、夢の超特急最高速度200㎞/hと表示されていた様です。

また、開業当初は、全座席指定で5号車と9号車にはビュッフェ車(0系35形)が連結されていました。

因みに、東海道新幹線は、この年の10月10日(土)から東京都で開催されたアジア初の開催に間に合わせる形で開業しました。

そして、1975年(S45年)3月からのアジア初の日本万国博覧会(大阪府吹田市千里)の開催に合わせて、1974年(S44年)12月から東海道新幹線は12輌編成から16輌編成に移行して行きました。
(この頃には、既に全座席指定から一部自由席に変更されていました。)

60年前は既に、日本の大動脈である東海道本線の輸送量が逼迫しており、複々線化が考えられていましたが、当時の日本国有鉄道は標準軌道(1,435㎜)で高速運行を可能とする新線の建設を決定した様です。

開業当時、東京駅-新大阪駅間の所要時間はひかり号で4時間、こだま号で5時間だった様ですが、現在はのぞみ号で2時間21分となっています。

そして、東海道新幹線は、開業当時の営業最高速度210㎞/hから、1992年(H4年)3月14日(土)から運行開始した新幹線300系の登場に拠り270㎞/hに引き上げられ、更には2013年(H25年)2月8日(金)から運行開始した新幹線700A系の登場に拠り285㎞/hに引き上げられました。