1945年(昭和20年)8月6日の広島市に投下された人類初のウラニウム型原子力爆弾『リトルボーイ』の投下に続いて、1945年(昭和20年)8月9日に長崎市に、戦争における人類初のプルトニウム型原子力爆弾『ファットマン』が投下されてから79年を迎えました。≫
戦時下とは言え、普通に考えれば、戦争実績のある爆弾を再度投下することは、戦果を考えれば、止むを得ず納得は出来ますが、敢えて異なる爆弾を投下したと言うことは、これは実験にほかなりません。
(広島に原子力爆弾を投下したアメリカのB-29(エノラ・ゲイ(Enola Gay))は有名ですが、長崎に原子力爆弾を投下したのはアメリカのB-29(ボックスカー(Bockscar))です。)
戦時下とは言え、悲惨な実験を行うとは。。。
我が国の、第二次世界大戦中の行為を批判する意見がありますが、戦敗国とは言え、そこまでされても良かった状況だったのでしょうか。
(特に、民主主義を達成していない国々に、色々と言われるのは、中々承服しがたいですなぁ。)
近年、ハル・ノート(Hull note)の存在が注目される様になり、日本が一方的に開戦した訳で無いとの研究も有る様です。
(地理的に近い隣国においても、近年は誤った歴史認識を進展させる様な動きもあります。)
それと、一昨年2月からのロシア連邦に依るウクライナ侵攻や中国人民解放軍の軍備増強などは、今日の平和な我が国にとってはとても脅威です。
(共産主義や専制主義は、やはり脅威ですし怖いです。)
更には、プルトニウムの製造は未発効ではあるものの核兵器用核分裂性物質生産禁止条約(Fissile Material Cut Off Treaty)などに拠り制限されるべきと思いますが、抜け道として高速増殖炉(Fast Breeder Reactor:FBR)を建設・運転してこのプルトニウムを得ようとしている動きもある様です。
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