トヨタ自動車(株)は、5月8日(水)に2024年3月期の決算を発表しました。
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この決算状況は、売上高が前年比21.4%増、営業利益が96.4%増、当期利益が101.7%増となり、我が国の企業が1年間で稼いだ金額としては最大で、トヨタ自動車(株)が持つ従来の記録を大きく更新しました。
これは、自動車の販売が国内外で好調だったことと、激円安が追い風となった様です。
しかし、トヨタグループ内企業に於いては、認証制度に対する不正などが多数発生しており、相当の改善の余地がまだまだあると思われます。
- 日野自動車(株)
- ダイハツ工業(株)
- 豊田自動織機(株)
また、トヨタ自動車(株)は、従来は一部にしか認めていなかった65歳以上の従業員の再雇用を全職種に拡大するとも発表しました。
これは、今年8月から、高い専門知識や技能を持ち、職場が必要と判断した従業員を対象に契約期間を1年ごととして70歳まで雇用すると言うものです。
なお、経済評論家の森永卓郎様の分析では、1997年(H9年)から労働者の賃金は右肩下がりで1988年(S63年)との比較では名目値ですら現在の方が可処分所得は低いとのことです。
2003年3月期 | 2023年3月期 | ||
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平均年間給与 | 805万6,000円 | 895万円 | +11% |
労働生産性 (営業利益÷従業員数) | 2,080万円 | 3,043万円 | +50% |