スペースワン、ロケット打上げ失敗。 | GTZ&RSのブログ

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3月9日(土)に打上げ延期されていたカイロス初号機(固体燃料ロケット)が、日本初の民間ロケット発射場・スペースポート紀伊(和歌山県東牟婁郡串本町田原1663)から午前11時1分頃に再打上げされました。

しかし、点火リフトアップ後の3~5秒後に爆発し炎上して、打上げを失敗してしまいました。

このカイロス初号機(固体燃料ロケット)を製作・打ち上げたスペースワン(東京都港区芝公園1-2-6、資本金:71億円)に拠ると、『飛行中断措置』を行った様です。

これは、管制下に基づく爆発で、システム的に不具合を検知して自動中断装置に拠る爆発だった様です。
(この飛行中断措置は、ロケット内部に実装され、自動的に作動した様です。)

しかし、このカイロス初号機(固体燃料ロケット)に搭載されていた政府の短期打上型小型衛星は、喪失してしました。

なお、この政府の短期打上型小型衛星は、他の情報収集衛星の一定期間代替する目的を有し、短期間に打上げ可能な小型衛星の実証実験として搭載されていました。

イプシロンロケット試験機の打上げに係る安全対策について(調査審議結果)その2