スペースワン、ロケット打上げ延期。 | GTZ&RSのブログ

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スペースワン(東京都港区芝公園1-2-6、資本金:71億円)は、日本初の民間ロケット発射場・スペースポート紀伊(和歌山県東牟婁郡串本町田原1663)から打ち上げる予定だったカイロス初号機(固体燃料ロケット)の打上げを中止し、打上げ日程を変更すると発表しました。

このカイロス初号機(固体燃料ロケット)は、本日の午前11時1分頃に民間ロケット発射場・スペースポート紀伊(和歌山県東牟婁郡串本町田原1663)から打ち上げる予定で、打上げカウントダウンも順調に進行していたものの点火時刻を過ぎても点火リフトアップしませんでした。

スペースワン(東京都港区芝公園1-2-6、資本金:71億円)の発表に拠ると、『事前に周知していた海上警戒杭域に船舶が進入し、点火10分前になってもこの船舶が残留していた為』とのことです。

因みに、政府(内閣府)は『人工衛星等の打上げに係る許可に関するガイドライン』では、打上げ作業期間中の各段階に応じて、警戒区域を設定し、関係者以外の立入規制を行うこととしており、陸上警戒区域と共に海上警戒区域及び上空警戒区域を設定して第三者が進入しないことの確認や第三者の進入や侵入の可能性がある場合は中断することを定めています。

人工衛星等の打上げ及び人工衛星の管理に関する法律(平成28年11月16日・法律第76号/改正令和4年6月17日・法律第68号)
人工衛星等の打上げに係る許可に関するガイドライン