医療用機械器具卸売業者、虚偽過大請求。 | GTZ&RSのブログ

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新潟市民病院は、特定の手術で使用される診療材料(11品)について、納入業者のメディックス(新潟市中央区新光町19番8)約7,600万円を過大請求・受領していたと発表しました。

新潟市民病院に拠ると、このメディックス(新潟市中央区新光町19番8)は、2013年(H25年)11月から2023年(R5年)5月迄の間の約10年間に、実際の納入物品よりも高額な診療材料への名目を差し替えるなどする虚偽の内容の伝票を作成して過大請求していたとのことです。

なお、新潟市民病院は、再発防止策として、納入業者から請求伝票を受領する際には病院スタッフが使用実績を詳細に確認すると共に、診療材料外装の規格シールと突合を徹底するなど検収体制の強化を図るとしています。

なお、メディックス(新潟市中央区新光町19番8)は、本件に係る過大請求分約7,600万円と遅延損害金を合わせた賠償金約9,300万円を昨年12月上旬に支払ったとのことです。

また、本件については、新潟市民病院は警察に被害届を提出したとのことですが、本件の発覚は昨年5月に他の医療機関からの情報提供が端緒とのことですので、メディックス(新潟市中央区新光町19番8)は複数の同様の虚偽過大請求を行っていた可能性があります。


まぁ、医療業界では、浮世離れした見積りや請求などが罷り通る所なので、医療費の高騰の一因となっているのではないでしょうか。