日経平均株価、史上最高値更新。 | GTZ&RSのブログ

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嘗てのサラ金 今日の東京株式市場日経平均株価(225種)は、バブル経済期の1989年(H元年)12月29日の大納会に付けた3万8,915.87円より182.81円高い3万9,098.68円(+836.52円)となり、約34年ぶりに史上最高値更新となりました。
(バブル経済期とは、1986年(S61年)12月頃から1991年年(H3年)2月頃の約51か月。)

しかも、取引時間中には、一時的に3万9,156.97円と言う高値を付けていました。

なお、今回の株価の高騰は、アメリカ市場での半導体関連銘柄に拠る株価高騰と言う好影響が、そのまま日本市場にも波及して底上げしていると言う構造の様です。

それと、年初(大発会)から日経平均株価(225種)が5,810.39円も一気に値上がりしていることから、その反動で下落する可能性もあり、やはり、今後国内企業の体質改善(適正な賃金上昇)が進んで国内消費が回復しないと景気が腰折れする恐れもあります。

今年になって、政府主導の投資促進策の新しいNISA(Nippon Individual Savings Account)が始まり、株価高を後押ししている様ですが、未経験者にはハードルが高く後になって投資損失を被る可能性もあります。

最近になって、経済学者などは、『失われた30年』について、企業が人材や設備などに投資をせずに内部留保(利益剰余金)していた為に成長が損なわれたなどと言い始め、トリクルダウンなどと言っていたことを反省していません。



※ 左上の写真は、所謂サラ金企業が街中で配布していたティッシュペーパーです。
  市中にお金が好循環していたころは隆盛を誇っていましたが、その後は『夏草や兵どもが夢の跡』の如く淘汰されました。