JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency、宇宙航空研究開発機構)は、1月20日(土)の午前0時20分頃に小型月着陸実証機『SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)』が月面着陸に成功したと発表しました。
JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency、宇宙航空研究開発機構)に拠ると、小型月着陸実証機『SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)』は午前0時頃から月面着陸の為に月の高度約15㎞から降下を開始し、午前0時20分頃に月面にソフトランディングした様です。
しかも、この小型月着陸実証機『SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)』の着陸精度は、目標地点からの誤差を100m以内のピンポイント着陸を目指しており、他国の着陸精度数㎞を大幅に上回るものとされています。
そして、小型月着陸実証機『SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)』から放出された超小型探査機『LEV-1(Lunar Excursion Vehicle 1)』も無事放出され運用を継続しているとのことです。
この月面着陸の成功は、旧ソ連、アメリカ、中国及びインドに続く5か国目になります。
ただ、この小型月着陸実証機『SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)』の主電源である太陽電池が機能していない様ですので、活動出来る時間は数時間とのことです。
それと、2023年4月26日(火)には、日本の民間会社ispace(資本金33億7,474万2,000円、東京都中央区日本橋浜町3-42-3)の月面探査計画『HAKUTO-R』で着陸船が午前1時40分頃に月面着陸予定でしたが、月面衝突した可能性が高いと発表され、失敗していました。
我が国の宇宙空間に於ける開発・研究は着実に進めて欲しいと強く思います。≫