新潟県警は、新潟県新発田地域振興局農村整備部○○○○元部長(○○歳、新発田市○○●○○/三条市○○○●○○)を官製談合防止法違反及び公契約関係競売入札妨害の容疑で再逮捕したと発表しました。
新潟県警に拠ると、○○○○元部長(○○歳、新発田市○○●○○/三条市○○○●○○)は、今年8月に新潟県新発田地域振興局が発注した農地の区画整理工事(平木田柳原地区取水工第1次工事)の指名競争入札を巡り、予定価格などを(株)岩村組(資本金5，000万円、新潟県新発田市大手町四丁目3番21号)の役員などに事前に漏洩したとのことです。
そして、この農地の区画整理工事(平木田柳原地区取水工第1次工事)は、漏洩先の(株)岩村組(資本金5，000万円、新潟県新発田市大手町四丁目3番21号)が○○○顧問(○○歳、阿賀野市○○)などが調整して、(株)西奈美組(資本金2，000万円、新潟県胎内市西条196)に2，070万円(税抜)で落札させたとのことです。
因みに、この工事の予定価格は2，167万円(税抜)でしたので、落札率は約96%でした。
また、新潟県警は、(株)岩村組(資本金5，000万円、新潟県新発田市大手町四丁目3番21号)の○○○顧問(○○歳、阿賀野市○○)、(株)小野組(資本金9，400円、新潟県胎内市西栄町2番23号)の○○○○常務取締役(○○歳、胎内市○○)、延本建設(株)(資本金5，000万円、新潟県胎内市羽黒1493番地)の○○○●専務取締役(○○歳、胎内市○○○)及び(株)西奈美組(資本金2，000万円、新潟県胎内市西条196)の○○○●代表取締役(○○歳、胎内市○○○)の4人を公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕したと発表しています。
なお、新潟地方検察庁は、9月20日(水)に逮捕した○○○○元部長(○○歳、新発田市○○●○○/三条市○○○●○○)を農地の区画整理工事(水田整備事業：松浦地区区画整理第33次工事)の指名競争入札で予定価格を漏洩したなどとして官製談合防止法違反及び公契約関係競売入札妨害の罪で新潟地方裁判所に起訴しました。
こうした業界では旧態依然としての慣行が続いている様で、老害だけではなく中堅の者まで不正に手を染めるとは、衰退する本県にとっては非常に迷惑なことです。
(一罰百戒、厳しい刑罰などが必要だと強く思います。何故ならば、不正・悪が引き継がれます。)
それと、○○○○元部長(○○歳、新発田市○○●○○/三条市○○○●○○)も、大過なく奉職していれば数千万円の退職金を手に、また天下りも可能だったのに、有罪となれば、それらを棒に振ってしまいます。
(それにしても、公的分野での不祥事が続きます。サーバント(servant)に徹して欲しいと強く思います。)