警視庁は、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市柏の葉6-5-1)の元勤務医○○○○医師(○○歳、アメリカ在住)を収賄(刑法・第197条)の容疑で逮捕したと発表しました。
警視庁に拠ると、この○○○○医師(○○歳、アメリカ在住)は、ゼオンメディカル(株)(資本金4億5,200万円、東京都千代田区丸の内1-6-2)の医療機器を手術で使用する見返りとして約170万円を受け取っていたとのことです。
○○○○医師(○○歳、アメリカ在住)は、2013年(H25年)に非常勤医師として国立がん研究センター東病院(千葉県柏市柏の葉6-5-1)に入職し、2019年(R元年)4月から2021年(R3年)7月までの間は肝胆膵内科の医長を努めており、カテーテル治療の手術でゼオンメディカル(株)(資本金4億5,200万円、東京都千代田区丸の内1-6-2)のステントを1回使うごとに1万円を貰う契約を結び、2021年(R3年)5月頃に約170万円を受け取っていたとのことです。
なお、贈賄側のゼオンメディカル(株)(資本金4億5,200万円、東京都千代田区丸の内1-6-2)の○○●前社長(○○歳、○○○県○○市○○区)も贈賄(刑法・第198条)の容疑で警視庁に逮捕されています。≫
また、警視庁は、ゼオンメディカル(株)(資本金4億5,200万円、東京都千代田区丸の内1-6-2)が同様の営業手法で他の病院などに対しても販売していたとみて詳しく捜査するとしています。
国立がん研究センターでは、中央病院(東京都中央区)の放射線技術部長○○○○医師(○○歳、○○県○○市)が医療システム導入に係る便宜供与で昨年神奈川県警に逮捕され有罪が確定しており、類似事件の再発に言葉も有りません。≫
(しかも、公的機関であり、医師も職員もみなし公務員であり身分が安定しています。)
特に、新型コロナウィルス禍に於いては、医師及び医療機関が率先しての自己の利益優先(多額補助金の受給のみ)と診療放棄(医療逼迫)が目に余り、倫理観が欠如していることの自明及び畏敬の念が損なわれていました。