台湾新幹線(台湾高速鉄道)の台灣高鐵(Taiwan High Speed Rail)は、日立製作所と東芝の日本連合が提案していた新造車輌12編成(144輌)を約1,240憶円で購入すると発表しました。
台湾新幹線(台湾高速鉄道)は、日本の新幹線技術を導入して2007年(H19年)1月5日に開業したもので、新幹線700系をベースにJR東海とJR西日本が共同開発した新幹線700T系で運行されています。
新幹線700T系は、日本初の輸出用新幹線車輌で、川崎重工業、日本車輌製造及び日立製作所が車輌製造を担当し、三菱重工業、東芝、川崎重工業、三井物産、三菱商事、丸紅及び住友商事の大手商社が設立した台湾新幹線株式会社を通じて建設等の技術支援を行っていました。
因みに、新幹線700T系は新幹線700系をベースにしていることから外見もほぼ似ているのですが、新幹線700T系の先頭車輌には乗務員用乗車口がありません。
なお、今回台灣高鐵(Taiwan High Speed Rail)が購入する新幹線車輌は、JR東海の新幹線N700S系と見込まれます。