東北地方太平洋沖地震から12年。 | GTZ&RSのブログ

GTZ&RSのブログ

GT-Z&RSでは、コンピュータ関連情報や地域情報を中心に発信しています。

2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分頃、宮城県牡鹿半島の東南東約130㎞(北緯38.0°、東経142.9°)で発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード(M)9.0、最大震度7)から12年が経ちました。

当時は、午後の事務処理をしている最中に、いきなり周囲の方々の携帯電話緊急メールが鳴りだし、ほどなくゆっくりとグルングルンと庁舎の床面が大きく揺れた様に記憶しています。
(昔の遊園地のコーヒーカップの様な感じ。あんな地震は初めてです。)

12年も経ったと言うのに、東京電力(株)福島第一原子力発電所は、未だ廃炉への工程への移行が出来ていません。

見えない臭わない放射能に対して、何ら決定的な解決策を持たない人類。

とても困難な課題を抱えてしまった様です。
(かと言っても、新たな安定的なエネルギー源も無い状況。2050年カーボンニュートラルは如何するのか。)

それと、この地震は、私の人生を大きく変えましたネ。
(この地震のせいで、今の仕事をする羽目になってしまった。)


今年は、2019年末から始まった新型コロナウィルスの感染拡大も落ち着きを見せており、本年5月8日(月)からは、感染症法の取扱いも『2類相当』から『5類』に移行されることとなり、被災地の復興の一助となればと思います。

しかし、昨年からのロシア連邦に拠るウクライナ侵攻が未だ続いており、世の中に安寧は中々訪れません。
(ロシア連邦は、ウクライナ内の原子力発電所を攻撃し占領する暴挙に出ており(攻撃もしている様です)、予断を許しません。)

シーベルト(Sievert)
 放射線によってどれだけの影響を受けるかを表わす量の単位であり、生体(人体を含む)に与える影響も加味した放射線の強さのSI系単位である。
 従来、レム(rem)と言う単位が使われていた。
  1rem=0.01Sv
 なお、人間は、自然界から1年間におよそ2.4mSv(2,400μSv)被曝していると言われている。

ベクレル(Becquerel)
 放射性物質が1秒間にいくつ崩壊(放射線の放出)するかを表わす単位であり、放射性物質が放射線を出す能力を表すSI系単位である。
 したがって、ベクレルで表される量は、放射線のエネルギー量や危険度とは比例しない。
 従来、キュリー(Ci)と言う単位が使われていた。
  1Ci=37GBq
 すなわち、あるベクレル量の放射性物質があったとしても、放射性物質と生体(人体を含む)との間に遮蔽物があれば、遮蔽物の厚さや性質によって被曝するシーベルト量が異なる。
 しかし、このあるベクレル量の放射性物質を、吸引あるいは食べたりすると直接体内に取り込まれることになり直接被曝となりシーベルト量も大きくなる。