国連(United Nations)は、2022年から2024年の国連予算の国別分担率を定める決議案を採択しました。
この決議案に拠ると、我が国の分担率は8.56%から8.03%に微減(-0.53%)となったものの世界第三位と上位に位置します。
第二次世界大戦で敗戦し多くの苦難を押し付けられたのに、更に多くのお金が徴取される状況。中々、中立で公平・公正な組織とも思えないですね。
国 名 | 2021年 | 2022年 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | アメリカ合衆国 | 22.000% | 22.000% | 上限率 |
2 | 中華人民共和国 | 12.01% | 15.25% | 上昇 |
3 | 日本 | 8.56% | 8.03% | 微減 |
因みに、2022年の国連の通常予算は約32億2,800万ドル(約3,690億円)とのことです。
なお、国連予算には、この通常予算とは別に国連平和維持活動予算(PKO:Peacekeeping Operations)があり、これも我が国の負担率は世界第三位となっています。
(我が国は分担率と比べて発言力などは伴っているのだろうか。取られ損の様な気がするが。)
●2019~2021年国連通常予算分担率・分担金|外務省≫