H2A打ち上げ成功、イギリスInmarsat-6搭載。 | GTZ&RSのブログ

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三菱重工業株式会社(資本金2,656億円、東京都千代田区丸の内三丁目2番3号)は、午前0時32分に種子島宇宙センターから国産ロケットH2A45号機を打ち上げたと発表しました。

この国産ロケットH2A45号機には、イギリスの通信衛星Inmarsat-6が搭載されており、打ち上げの26分後に無事予定軌道に投入され、成功した様です。

Inmarsatは、現在イギリスの民間企業ですが、元は国際機関の国際海事衛星機構(INMARSAT:International Maritime Satellite Organization)で、衛星電話や無線パケット通信事業を行っています。

なお、今回打ち上げられた通信衛星Inmarsat-6では、KaバンドとLバンドが提供される見込みで通信容量が拡張される予定です。

また、これで国産ロケットH2Aは、連続39回の打ち上げ成功となりました。

それと、三菱重工業株式会社(資本金2,656億円、東京都千代田区丸の内三丁目2番3号)は民間企業ではありますが、液体燃料ロケットの開発・製造と打ち上げ技術を有しており、今後の我が国の為に更なる技術の開発と蓄積をお願いしたいと強く思います。

更には、固体燃料ロケットの技術開発も重要です。


Inmarsat(Inmarsat Global Limited)

 Inmarsat-6
  Inmarsat-6は、2基で運用される予定。
  ・Lバンド(L-Band):390MHz~1550MHzの無線周波数帯域、波長は150㎜~300㎜。
  ・Kaバンド(Ka-Band):26.5GHz~40GHz、波長7.5㎜~1.11㎝。