イプシロン5号機打ち上げ成功! | GTZ&RSのブログ

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JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency、宇宙航空研究開発機構)は、午前9時55分に内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)から国産固体燃料ロケットイプシロン5号機を打ち上げたと発表しました。

この国産固体燃料ロケットイプシロン5号機には、3Dプリンターで作ったアンテナなどを試す『RAISE―2』、国内の高等専門学校10校が開発した木星(Jupiter)の電波を受信するアンテナの展開実験用『KOSEN―1』および川崎重工業(株)が開発した宇宙デリブの捕獲実験用『DRUMS』などの9機の小型衛星等が搭載されており、約1時間後に予定軌道に投入された様です。

因みに、この国産固体燃料ロケットイプシロン5号機は、全長26m、直径Φ2.6m、重量96tで、国産ロケットH2Aの全長53m、直径Φ4m、重量445t(ブースター4基)と比較するとかなり小さく、打上げ費用も約58億円と大分安価です。

我が国にはこうした科学技術の発展は、とても重要で、特に固体燃料ロケットの開発は今後も重要です。
(固体燃料ロケットは保管・保存が出来るので、いつでも発射可能。それに、かつての技術立国の矜持を取り戻すためにも。)