カム交換・・・・・東名ポンカム取り付け その2 | スカイライン道・・・・・アゲイン

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車いじりをちょくちょくと・・・・・・。


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これがアストロで買ってきたプーラーです。この日は妻が用事で出かけるので子供を連て
アストロまで行きました。子供お昼寝の時間の間に進められるところまでやろうと
作業開始です。
プーラーは汎用のギアプーラーで大丈夫なようですが、プーリーの奥の耳に引っ掛けなと
ベルト部の耳では掛けたりするのでここはきちんと。
プーラー無では太刀打ちできないですねここ、プーラー使えばあっさり抜けてきます。
 
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プーリー外れれば、エンジンの下側の
カバーも外せてタイベルの取り外しです。
 
タイベル外す時はカムスプロケとクランクスプロケの合いマークを合わせ言わずと知れた圧縮上死点に1番ピストンをして外す。この時組付ける時のミス等を確実になくすために
タイベルにもマーキングするんですが、RBのはタイベル自体にも合いマークがあるので
慣れてる人は気にせずに。
私は別にもマーキングして確実にコマずれを起こしてないという立証のためにも追加で
マーキングいれました。
 
カムカバー外して後はカムシャフトの取り外し
と思っていたところで子供が目を覚まして
来たのでここでしばしのブレイクタイム・・・・。
 
 
本来ならここまでばらしたらウォーターポンプや
テンションプーリーなども交換なんでしょうが、
テンションプーリなどは交換してまだ3500㌔
ぐらいしか走ってなくてウォーターポンプも20000㌔ぐらいなので交換はしません。
ってうか予算の都合上なんですがね(笑)
 
タイベルも3500㌔ぐらいしか使ってないんですが
ここは新品にします。
 
タイベル外し等は他の方々も○○カラとか
いろいろレポートしてるので詳しく知りたい人は
そちらを見てね(笑)、RB20もRB25も同じです。
 
 
 
 
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夕飯を食べて再び作業開始です。
 
カム取り外しです。
 
カムホルダーに「IN 1」とか「EX 1」とかフロントマークとかあったりするんですがRBは全く何もないですね。
どこに付けてもいいってこと?まぁよくわかりませんが基本は付いていたところについていた方向なので間違わないように外しておきます。
 
 
 
一気にIN側のEX側も外してしまえばいいのですが、なんでも左右ばらすとかいう場合は足回りでも、私は片側から行うようにしています。
よほど自信がある組付け以外は。なぜか?何か迷ったり不安になった時に確認できる
サンプルとして見れるようになんですよね。まぁどうでもいいですが。
単に心配性なんです(笑)
 
なので今回のカム交換もEX側から外して組付けて、次にIN側って感じでやりました。
不安材料を残さない為の自己管理ってやつです(笑)
変な不安に駆られずに、ぐっすり夜は寝たいのでね(笑)
 
 
 
カムシャフト取り外す時は両端のカムホルダーから交互に中心部に向かう順番で取り付けボルトを半回転とか少しずつ順番に緩める動作をしていきます。
外側から中心部に向かう感じに「1番シリンダーのカムホルダーの次は6番、
そして2番、5番・・・・・・」的に。
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     締め付け(取り付け)はその逆で中心部から
     外側に向かう感じでこれまたボルトを少し
     ずつ締めつけていきます。
     
     カムシャフトは必ずバルブリフターを押す
     場所が出てきますからヘッドにきれいに
     収まりませんが、そんな状態でも一番
     一番収まりの良い状態で載せます。
      
     締め付けや取り外し順序を間違うと
     カムシャフト破損など言われますが
     ヘッド破損(ねじをなめる)が怖いので
     慎重に行う心がけですね。
     まぁ取り外しはボルトを順序の少しずつ
     緩めていけば失敗はないでしょう。
     問題は組付けの時ですね(笑)
 
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                                                                     東名PONCAM 256°リフト8.5
                                                                     リフト量は純正より0.7mm増えます。
 
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ポンカム付属の説明書にはハイカムだから純正整備書の様には組めませんよ注意してみたいなことが書かれてましたが、言わんとしてる事は分かりますがポンカムクラスなら純正組付け手順な感じで大丈夫です。
それよりも整備書に記載されていたカムシャフトの脱着手順のカムホルダーの締め付け手順が逆の様だけどいいのかな?
私は基本通りにやりましたぁ。
 
 
カムホルダーボルト締めつけるヘッド部はアルミだから
まぁ適当にやれば逝っちゃうし少しばかり気をつかいますね。ボルトは均等に少しずつ締めていきます。
緩める時もそうです。それが実は一番イラっときて疲れる(笑)
まぁバルブを押してるところが一番力が掛かってるのでそこを見極めれば
スルスルっと行けるんですが、失敗をしないための基本工程ですからね。
カムホルダーボルトもきちんと手回しで数回転確実に入れる心がけをしと、何気にホルダーも最初は取り付け面に対してまっすぐにならないので
ちょっときついからと工具掛けて回したらやっちゃう確率大。
確実に入ったなとなれば根気よく少しずつ順序従い締め付けるだけです。
きちんとカムが乗ってホルダーもハマっていれば、
「えっ、こんな締め込み感でナメんじゃないの?」
って感じでボルトを締めても順番に少しずつホルダーを締めていって
また振出から締め込み戻ると「スルスル」と回るのでナメずに入ってるなと実感できます。慣れてくればリフターを押すカム部から均等に締めこんで行けばいいのですが、ヘッドに対してカムシャフトが平行を維持させながら締めこむ、この平行状態維持が肝ですからね。
 
さすがにボルトは規定トルクでしょうここは。手トルクではダメねぇ。
なのでここ組ためにトルクレンチも1キロとか測定できるの買いました。
規定トルクは1キロから1.2㌔なので私は1.2㌔で締めました。
手締めレベルのちょっとキュッてやったぐらい
ですねトルクとしては。
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カム山部もにオイルをたっぷり掛けて取り付け終了です。台風が来ていたりこの連休である程度終わらせる予定の考えが勝手に急がせ(笑)カムホルダーの長年付いた汚れも満足に
落とさずに組付けしましたねぇ。
せっかくだから綺麗にしてやりたかったけどね、まぁしょうがい。
 
次の日にタイベル張ってエンジン掛けまでの作業を残し
カムカバー着けてこの日は作業をおえました。
 
 
 
 
その3につづく。