RB26インジェクター流用取り付け&Z32エアフロ取り付け準備編 | スカイライン道・・・・・アゲイン

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車いじりをちょくちょくと・・・・・・。

イメージ 1燃料系の容量アップの思案計画が突然湧いたように
現実化してしまう状況が舞い込んできた(笑)
 
お盆休みのその日、近所のBNR32乗りの若者が
我がR31を見に来た。まぁ小さい時から知っている子だが当時からの私や私の兄のECR33やER34を見てスカイライン好きになったのかどうかは解らないが免許を取る年齢になったら32GTRですからね。
32の方が年上か同世代かって青年だが・・・・・。
 
 
「俺の純正インジェクター要ります?」
 
31のエンジン見ながらなんだかんだと話をしていたらラッキーな言葉が!!速攻貰った(笑)
 
燃料系の容量アップを思案はしていたがこんなに突然インジェクターが手に入ってしまうってことは予想外、
これは「運命」が動いたなと思う早速必要なパーツを集めて、来年の春とかにでも決行するかなぁなんて
思っていたが、結局部品揃うとやっちゃうはめに(笑)
 
おじいぃになって来ているので今回はゆっくりと工程ごとにすこしづづ作業を行うことにした。
 
イメージ 2
RB20のインジェクター交換時の厄介な所、
サージタンクの分割である。
工具が入りづらいとかいろいろ言われる情報からも現物形状からも面倒くささMAXな予感で取り組んだ。が、意外に楽に作業は進んだ。
一番苦労したのは写真の○印のところのボルトだけど、要領解ってしまうとなんてことない感じです。
 
R31の場合は可変吸気バルブを作動させるための機械的作動部品やソレノイドバルブなどインマニ裏に固定されてるので邪魔で工具のアクセスを妨害しますが、ソレノイドバルブをステーごと取り外すと○印のボルトへのアクセスが一気に楽になります。が、工具選択と工夫がひらめかないと苦戦するかも。この辺はセンスの問題かと(笑)
一番苦労したのはインマニのガスケット剥がしですかね(笑)
一度ばらしたようでノーマルガスケットと液体ガスケットで塞がれてましたぁ。
 
これでデリパイ~インジェクターへのアクセスが可能になります。
 
 
 
 
 
イメージ 3デリパイ止めるボルト2本と、プレッシャーレギュレター固定のボルト2本とリターンホースとインジェクターホルダーの固定ボルト計6個外せばごっそりと外れます。
 
ここで思案計画ではRB26またはR32のRB20のデリパイを使ってインジェクターとデリパイの取り付けを無加工で行う計画でしたが、同じRBでもインジェクター間隔が微妙に違ってました。しかもR31のは6番インジェクター位置が他と違ってエンジン側にオフセットしてました。
 
RB26のデリパイを使うときの固定ステー制作とかも
考えてたのですがR31のデリパイを使って取り付けることにしました。ってか、そうしないと付けれない。
 
イメージ 4
R31の場合インジェクターハーネスがカプラーから外すとインジェクターカプラー線がすべて一体となって取り外せるので配線加工などは室内でゆっくりできます(笑)
 
そう、配線加工です。RB26の純正インジェクターを着けるにはドロッピングレジスターを介して電源供給しないといけません。
 
RB26インジェクターは低抵抗。
 
RB20のは高抵抗・・・・・・、R31のRB20は?
 
この情報を確実な形で入手出来ませんでした。今回の作業で一番ネックになったのが
R31後期のRB20DETのインジェクター抵抗は?とうところ。
HCR32などはドロレジ取り付けの情報は満載なのでなんのためらいもなく行えばいいのですが
R31はどうなのよ?って感じで・・・・・、で、いろいろ調べると3Ω前後のインジェクター抵抗が低抵抗型。
13Ω前後が高抵抗型らしい。で、現車を測定すると……3Ωで、整備書では12Ωから14Ω・・・・・・・・・。
整備書からだと高抵抗、しかし現車の数値からだと低抵抗、しかし現車にはドロレジついていない。
どういうこと?
 
で、いろいろと調べてみた。しかし明確な答えを見つけれず、C33ローレルのRB20Eも高抵抗なのだが
実車測定したら3Ω。HNR32のメンテ抜群な実車を測定したら10Ω、数年前にインジェクターを
新品補修しているよう。
Z31の改造HPなどまで模索すると「FJ20ETのインジェクターが同じ高抵抗で形状も無加工取り付け」なんて
書いてある・・・・・、DR30でRB26インジェクター流用の方々のページを見るとドロレジの文字すらない。
インジェクター抵抗が3Ωならドロレジ付けなくてもOKなんだろうがRB20だと場所が場所だけに何かあったら
対応が面倒なので穏便に安心に済ませたいのでこの件に関しては正確な情報が欲しかった。
 
いろんな面から調べてみると見えてきた!
まず、DR30オーナーの方々がRB26インジェクターを流用する時ドロレジ付けてないし、しかも昔は私もDR30
オーナー。DR30はドロレジ付いてるんですよね。この記憶が段々と解明する糸口になって行く。
ということはZ31のRBは低抵抗・・・・R31の前期のRBエンジン仕様、Z31にFJのがポン付けならZ31のインジェクターは低抵抗となる。そしてまた有力な情報が手に入る「RB26とFJ20のインジェクター抵抗は同じ」
これで決まった!FJ20のインジェクターは低抵抗だ。ということはZ31のRBは低抵抗ってこと、実車見て
ドロレジ付いれば確実なんだが・・・・・、で、私がR31を買ったお店のメカニックへ話をすると「前期の31は抵抗
付いてるよねFJも付いてるけど、この前32のエンジンに載せ替えしたとき抵抗取っ払ったし」これまたいい情報GET!。これで前期R31のRB20は低抵抗インジェクターということになってZ31にFJインジェクター流用はポン付ってことが解き明かされた。前期と後期では抵抗値が違うってことですね。
しかも、JECS製のコの字ピンで止めるカプラーのインジェクターは結構抵抗数値がちがってても行けちゃうなんて
情報まで聞けたりしました。着けなくても普通に動くようです。過電流が流れた時にレジスターないとインジェクター破損(CPU破損)に繋がるようです。
私の現車のインジェクターが3Ωでもドロレジがない訳ですし、整備書での抵抗値は高抵抗型の数値なので結果、高抵抗と断定=ドロレジ付けると決まました。RB26はドロレジ付けている訳ですしね。
 
 
インジェクター作動電圧を12Vから5Vに下げるなんてことが書いてい有る文献もありましたが、抵抗を直列につなぐので電圧は変わらないんですよね、電流を下げるってのが目的なのかと。
よく解りませんが、日産はこの手のエンジン制御では外部抵抗を使うのでそういう風に制御されているインジェクターを付ける訳ですから着けときましょうって感じです。
 
まぁでもいろんな情報が錯乱していて惑わされますね。
 
で、次はインジェクターハーネス加工編です。