今、「商い世傳 金と銀」というテレビドラマをNHKのBSでやっている
その原作者が高田(高田かおかおる)
時代小説を得意とする
その人のエッセイ集「晴どきどき涙雨」(ハルキ文庫)を今読んでいる
たまたま、私が車に跳ねられかけたことをアップした夜に読んだのが、筆者が車にはねられた話だった
信号無視の車が突っ込んで出来て、本人はあまりのことに「嘘だ、嘘だ」と考えている最中に跳ねられたそうだ
その後、後遺症に苦しんだという
物体が走っているときの運動エネルギーが下の式であらわされる
m : 衝突してくる物体の質量 ( 重さと考えて支障はない)
v : 衝突してくる速度
ぶつかってくる物体の重さが、二倍になるとダメージは二倍になる
人の体重を1として、重さの比は、大まかに言って
猫:人:軽自動車:普通乗用=0.1:1:20:40
猫に時速30kmでぶつかられても大したことはないが、普通自動車なら猫の400倍のダメージをい¥受けて、無事では済まない
{註:ダメージの大きな要因として、衝突が始まってから終わるまでの時間(二つの物体が触れ合ってから離れるまでの時間)が長いか短いかで大幅に違う。相手が自動車なら、鉄板でガチガチに硬いので、衝突は極めて短時間で終わるので、ダメージはめちゃくちゃ大きい。
自動車が厚さ5cmのスポンジで全て覆われていれば、衝突の時間が長くなり、死傷事故は大幅に少なくなる。
デッドボールで、筋肉のある場所は怪我になり難いが、骨や頭だと怪我につながるのと同じ。この点は、今回は省略}
肩、ソ独活は事情の大きさで効いてくるので、d速度が0,7倍になれば、ダメージは何と半分!(
0.7×0.7=0.49)
時速40km制限のところを時速50kmで走ると、ダメージは1.56倍になる!
だから警察は、「速度は控えめ」にと言い続けているのが理解できる
まあ、私が跳ねられそうになった車は時速15~20kmくらいだったとはいえ
跳ねられれば、無事では済まない
自分の持って生まれた能力で救われただけ