http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY201202150870.html
文部省さん、ちょっと違うよ!!!
日本の大学生が勉強しないとかするとかそんなことを調べてもなんにもならないと思いますよ。
それよりも、受験体制をアメリカ化した方が良いと思います。
日本の大学の受験は、一年に一度だけのチャンス。
このチャンスを逃したら来年まで浪人生活。
これを無くした方が良いと思うのです。
どういうことかというと、
アメリカの大学受験は
カレッジボードから統一テストのSATやACTテストを
一年に何回も統一テストを受け、本人が納得出来る点数をとるまで受けることができる。納得出来る点数とは、自分が行きたい大学側が要求している点数をとれるまでということ。
受験のチャンスは何度もある。寒い時期にたった一度だけの受験日に風邪を引いて体調が悪いときに受験して失敗することは無い。
つまりアメリカには浪人生がいない!!!
受験場所は地元の最寄りの高校などの場所で受験できる。
わざわざ電車に乗って希望の大学まで遠いところまで受験をしに行かなくても良い。英語検定や漢字検定のように各受験会場でテストは受ける。
受験生は、自分が受けた共通テストの結果を見て、自分を受け入れてくれそうな大学にアプライ、申し込みを自宅からする。
コモンアプリケーションをインターネットで出させる。
コモンアプリケーションとは、
オンラインで自分のアピールや自分のエッセイを記入して申し込みをする。
このコモンアプリケーションは、オンラインで統一なので一度記入したら多くの大学に申し込みが一度にできる。
つまり各大学側は一定の点数を取れた子供がアプライしてきたら、その子の点数だけでなくこのコモンアプリケーションで判断する。
日本では、例えば◯◯大学の受験日と◯◯大学の受験日が重なる。
とか、
◯◯大学の入学金を何日までに払ってください。となっていて、掛け持ちで受験している人はとりあえず合格した大学の入学金を払って本命の大学が後で受かっても支払った入学金は払い戻さないなどとなっているけど、
アメリカではそんなことはあり得ない!
どの大学もとりあえず入学金は、
ほんの一部だけ払えばよくって、しかもそれは後まで待ってくれる。
また一番の違いは、「奨学金制度」
国、各都道府県、企業や、各会社等は優秀な生徒を育てるためにもっと協力するべきだと思う。
優秀な子供の学費を出して勉強したい子にもっと窓口を広げるべきだと思う。
私の息子も娘も高校で一番で卒業です。その子供には年間1000ドルの奨学金が出ます。つまり卒業までの4年間で4000ドル。
そして受け入れる大学側も奨学金を出します。
ですから優秀な子は
別に貧乏だからというのではなく、奨学金が出るのです。
息子も娘も4年間の大学の学費や寮費食費教科書代が全て無料です。
学生はアルバイト等しなくても、学費の心配等はしなくてもいい。というかアルバイトをしていたら、学校の成績が悪くなり悪かったら退学(キックアウト)させられます。
日本の大学の図書館は24時間、開いていません。
これも私は信じられません。
アメリカでは大学の図書館は開いていますし、学生はみんな真剣に勉強です。
また奨学金以外でも、
子供は、親のお金を当てにするのではなく、
学生本人にお金を国や州等から安い金利でく貸してくれるのです。
日本のドラマでよくあるように「ごめんねお母さんあなたをお金がないから大学にいかせてあげられない」
何て言うのはアメリカではありません。
アメリカでは大学に行きたいならいろいろな方法があるのです。ROTCも各大学にはあります。
これからの教育はアメリカのこういった教育制度や受験制度を変えていかなければ日本は他国からますます遅れをとると思います。
日本の大学の生徒は卒業してからすぐには使い物にならない。
しかしアメリカの大学は卒業して就職したらすぐに企業の戦力になれるように教育しています。
日本の企業は本当に親切ですね。
アメリカでは内定してから企業内の新人研修なんてしません。即仕事です。入社したその日から仕事にかかれるように教育されています。
文部省のお偉いさんは是非こちらに来てアメリカの教育制度を見てください。
グラフでアメリカと比べているけど、
日本で大学に入る前と入った後に統一テストをして前と後とを比べてどうするの?
変えなきゃいけないということに気がついたのはいいけど
ちょっとピントがずれているなあ。