【国道1号線徒歩の旅】Part609:[下り]道の駅 あいの土山 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号439km地点の下り側に、「あいの土山」はあります。

 

8か所ある国道1号沿いのうち、

往路では最後に、復路では最初に通過する道の駅であり、

滋賀県内においては、20か所ある道の駅のうち

最も南東に位置しています。

 

 

1993年2月に誕生した駅であり、

訪問したおととしは開駅25周年を迎えた節目の年でもありました。

 

物産館やレストランがあり、

国土交通省が「道の駅」の登録制度を始めた1993年4月、

滋賀県では最初に登録された駅となりました。

 

 

 

こちらは、駐車場内で見かけた「あいの土山」の紹介です。

 

駅内の施設マップや、

土山町が東海道49番目の宿場町であること、

ここが大阪と名古屋の中間地点であることが記されています。

 

 

ということは、まだここまでと同じぐらいの距離あるのか…。

名古屋はまだまだ遠いですね。

 

 

 

そのとなりには、電気自動車のためのものと思われる

充電スポットが見られました。

 

 

こういう設備が各地で増えてくれれば、

電気自動車の普及が進むと思うんですけどね。

 

 

 

さて、前Partで述べた通り、今回は都合上

道の駅内への立ち寄りは、この日中断した地点より

バスで戻ってきてからとなりました。

 

 

あいの土山の営業時間は9~18時のため

施設自体はまだ開いていましたが、建物内にあるレストランが

17時で閉店したこともあってか、先刻通った頃の活気は薄れ

敷地内はすっかり閑散としています。

 

道の駅訪問を後回しにしたのは、

最初に通りがかった15時半ごろは訪問客が多かったため、

敷地内を撮影しづらいという理由もあったのです。

 

 

 

できればレストランで少し早い夕食をとれればよかったのですが、

バスで戻ったのが閉店の17時だったため、一足遅かったようです。

 

 

明るい時間帯に戻ってくることも半ばあきらめていましたが、

戻ってきたのがまだ日没前だったのは幸いでした。

 

しかも、ここで連絡となる「南草津土山線」最終南草津駅行きへの

乗継までは30分あるため、道の駅内を散策する時間もできました。

 

ということで、少しの間ではありますが観光していきました。

 

 

 

こちらの看板では、地図と共にあいの土山を含めた

甲賀市の主な観光スポットが案内されています。

 

 

看板はやや新しいものに見えたので、比較的最近に設置

あるいはリニューアルされたものなのかもしれませんね。

 

 

 

それでは、ここからはいよいよ建物内へと潜入です。

 

 

入口では、甲賀市の名物「信楽焼のたぬき」がお出迎えです。

(ちょっと写真がボケてしまいました…すみません)

 

 

 

建物内には、畳の上でくつろげる休憩スペースや

土山産のお茶をはじめとしたお土産コーナーが用意されています。

 

 

窓際には各種観光スポットや旅行関係などのチラシがずらり。

道の駅の食べ物の定番、ソフトクリームも

土山茶を使用した抹茶味のものが販売されています。

 

 

 

奥にあるレストランは先ほど述べた通り、すでに閉店しています。

土山ならではのメニューもあったようですが……うーん、残念。

 

そのとなりのドリンクコーナーでは、自動販売機が並ぶ中

土山茶を無料で飲めるサービスもありました。

冷たいお茶もあり、喉が潤いました。

歩き疲れた後というのもあって、格別に美味しかったです。

 

 

この日は平日の水曜日だったというのもあって、テレビでは

関西ではおなじみの「ちちんぷいぷい」がオンエア。

 

このあたりは、どうやらまだ関西地区の放送圏内のようですね。

 

 

 

時刻はまもなく17時半を迎え、

土山には夜のとばりが下りてきました。

 

 

最後は外に出て、夜のあいの土山も撮ることができました。

 

私はこの日、最後の客だったようです。

少しだけお土産を買って帰りました。

 

 

いつの日か、往路の旅でもまた訪れたいですね。

 

 

 

つづく