【国道1号線徒歩の旅】Part608:[下り]土山町北土山(あいの土山前) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号東海道、長かった土山町北土山の上り区間は

田村神社を目前に控え、いよいよ終わりを迎えるところです。

 

ここで、下り側とをつなぐ歩道橋にのぼり、

橋上から国道1号を眺めてみました。

 

 

北西方向の栗東・草津・大津方面。

 

上りでは車線が増えたり右折レーンが設けられ、

また田村神社バス停用のバスレーンも設けられていることもあって、

上り歩道の復活も含め、道の駅前から大幅に道路が拡張しました。

 

 

 

対する南東方向、これから向かう鈴鹿峠・亀山・四日市方面。

 

 

まもなく中央分離帯が復活し、上りでは2車線で安定し始めます。

 

一方、下りではまだ1車線が維持されたままですが、

先の方を見た限り、こちらもどうやら近々2車線に増えそうです。

 

 

 

すぐ先、左手には田村神社の入口があり、

歩道橋上からその立派な石鳥居を見ることができます。

 

 

 

 

ここからは、前Partで紹介した439km地点のキロポスト撮影のため

歩道橋を渡り切り、下り側も少し見て回ります。

 

 

下りでは土山町北土山の区間が始まったところなので、

国道番号と共に標識で現在地が案内されます。

 

向かいの上りでは、田村神社バス停にちょうど

あいくるバスの「山内巡回線」近江土山行きが停車して

客を乗せたところです。

 

 

 

歩道橋上から道の駅「あいの土山」を臨みます。

 

一般車両だけでなく、路線バスや観光バスも多く停泊する関係で

駐車場は比較的広めに設けられています。

 

 

下りでは鈴鹿峠を越えた先、最初に通過する休憩ポイントであり、

それは同時に上りの旅では鈴鹿峠を迎える前、

滋賀県では最後となる重要な休憩ポイントでもあるのです。

 

 

 

ということで、さっそく食事も兼ねて休憩を…と思ったのですが、

ここで中断すると、次回11日目の鈴鹿峠越えの負担が重くなり

下手すれば山中で帰れない事態も招きかねないなので、

少しでも負担を減らすため道の駅訪問を後回しにして進み、

先のバス停で中断して引き返してから立ち寄ることにしました。

 

この日帰りに利用する最終バスがここ田村神社前から発車のため

必ずここに戻ることがすでに決まっていたのと、

ここから先の区間で運行される巡回バスの発着時刻に関する

正確な情報が事前に調べられなかったため、現地で直接

把握せざるを得ないというやっかいな事情もあったからです。

 

 

ただ、戻ったら真っ暗になっていた時のことを考え、

道の駅周辺はバス発車後など

人の少ないタイミングを見計らって明るい今のうちに撮影し、

施設内立ち寄りを残すのみにしてから先へ進むことにしました。

 

まあ今回は復路の旅なので下りはさほど重視せずって感じで、

レストランの閉店までに戻ってこられない恐れはありますが、

帰りの最終バスを逃してしまうと困るので、やむをえないですね。

 

 

 

下りでは、田村神社への案内のほか

上りにはなかった方面および距離案内もありました。

 

大津からはもうすぐ50km、すっかり遠い存在となりました。

 

 

また、上りでは北土山東交差点の手前で案内されていた

「土山スポーツセンター」が、下りでは田村神社先の

右手の道から向かうように案内されています。

 

 

 

あいの土山の敷地が終わった先では、横から細い道と交差します。

 

 

その入口では、この地区に入った時にも見かけた

見覚えのある看板が。

 

この道が旧東海道であることを知らせる「歴史の道 東海道」です。

 

 

 

すぐ脇に掲示された看板には、周辺地図と共に

旧東海道ルートを案内してくれています。

 

 

どうやら旧東海道は左手にある田村神社の境内へと

続いているようで、この場所で新旧東海道は再び交差しています。

 

 

 

目の前には、田村神社の石鳥居。

 

 

新旧東海道が直行する田村神社前で、国道1号上りは

長かった土山町北土山の指定区間がようやく終わり、これより東、

2.2kmぶりに土山町南土山の区間が再開されることになります。

 

 

 

つづく