【国道1号線徒歩の旅】Part592:土山町南土山(白川橋付近) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号東海道上りは甲賀市土山地域の中盤、

白川橋で野洲川を渡り、土山町南土山に入りました。

 

 

東海道49番目の宿場町「土山宿」があったとされる地区であり、

東西に5km、南北に3kmの広い範囲に新名神の土山SAや

双鈴(そうれい)ゴルフクラブ土山コース(ゴルフ場)が収まって

なお余りあるほどの広大なエリアです。

 

国道1号はその北部を通っており、次に通る土山町北土山が

2km以上にわたって間に割って入るため、東西2区間に分かれた

土山町南土山の指定区間は、合わせて2km程度となっています。

 

 

 

まずはその東西に分かれたうちの西方、

およそ600mの指定区間を東へと進んでいきます。

 

 

441.7km地点を通過します。

 

 

 

現在地を記載し電柱を久しぶりに見かけました。

 

 

案内されている土山サービスエリアは、新名神高速道路と共に

この地区の南端にあり、一般道からでも行けるため、

高速道路に乗らない車でも利用することが可能です。

 

 

 

下りでは「昭和シェル石油」(ここはまだ機能しているようですね)が

見える中、バスカットと共に次のバス停が見えてきました。

 

 

路面が比較的新しく感じられるので、余裕のある停車帯を

確保するため少し前に整備されたものと思われます。

 

 

 

あいくるバス「近江白川」バス停です。

 

 

こちらのバス停ではバスカットの整備はされていますが、

屋根やベンチ等はなく、停留所もむき出しで晒された状態です。

 

 

 

近江白川バス停のあいくるバス運行予定時刻表。

 

 

今回は、特に大きく変わった点はなさそうです。

 

甲南線の終着である近江土山へと着実に近づいてきていますが、

それでも今のペースだとまだ1時間ほどかかるでしょうか。

 

 

 

同バス停のすぐ先で、441.6km地点を通過します。

 

 

なお、バス停設置の影響で

下りではこの付近から歩道が復活しています。

 

 

 

バス停直後には、上下間の歩道を行き来できる横断歩道もあり

下りのバス停へここから向かうことが可能です。

 

 

なお、下りの歩道はこれより東の区間でも

土山支所前交差点までは途切れずに続いているようです。

 

 

 

一方上りでは、そのまま進むとごらんの通り

歩道部分が途切れてしまいます。

 

上りの歩道が途絶えたのは、土山町大野地区の

大野東口バス停(Part579)付近以来3.2kmぶりです。

 

 

下りには歩道があるので先ほどの横断歩道より移動することも

できたのですが、交通量の少ない地域に入ってきているのか

幸い往来する車は少なめだったので、車の動向に注意しつつ

このまま進んでみることにしました。

 

 

 

歩道は、わずか30mほどであっけなく復活しました。

 

 

先ほどのバス停付近から土地の空いた場所が

ところどころ見られ道路が整備し直されている点から考えると、

戸建て1軒だけが外に張り出したと言うよりは、

元々は現在の車道分程度の幅しか無かった東海道が

空家の撤去や用地買収により、上り歩道の部分が確保されて

拡張整備されたと言うことなのでしょうね。

 

 

 

つづく