【国道1号線徒歩の旅】Part569:水口町今郷(大野西交差点付近) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

水口町今郷地区は終盤を迎え、

甲賀市水口町エリアは終わりが近づいてきました。

 

 

真っ直ぐだった道は、これより先

ゆるやかな右カーブとなっているのが分かります。

 

進行方向は、東から徐々に南東へと再び変わっていきます。

 

 

 

447.8km地点を通過。

 

 

大阪・梅田から始まったこの旅も、

ぼちぼち100km近くになってきました。

 

 

 

ここで、警戒標識が示されました。

 

 

甲賀市内ではここまで片側2車線の安定した車道が長らく

続いてきましたが、渋滞の頻発する市街地の区間を

抜けたこともあり、この先ついに車線が減少となるようです。

 

 

 

ときどき、自分のすぐ横を車がものすごいスピードで

通過するため、そのたびに一旦停止して

ガードレールにびったり張り付き。

 

歩いては張り付き、歩いては張り付きで

思った以上に進みは遅く、

この炎天下で牛歩という謎の苦行です(苦笑)

 

 

ガードレールを跨いだら

すぐ脇の側道に行ける距離にはあります。

 

こちらからは行けますが、高低差があるので

向こうから戻るのは思うより難しい気もしていて、

仮にこの先側道がそれてしまって

こちらに戻れなくなったりしてもまずいということで、

つらいですがやはりこのまま進むしかないですね。

 

 

 

滋賀県ではここまで、逢坂山の山間部から始まり、

草津市の市街地を抜け、野洲川周辺の田園地帯や

ランプ接続が立て続く森林地帯といった

さまざまな景色が見られました。

 

 

道路の整備状況については、車道こそ路面状態が良好ですが、

歩道については片側のみの区間が多かったり

一部区間は今のように側道に追いやられるなど、

大阪や京都に比べやや不遇な区間の多い県と言えそうです。

 

 

 

447.7km地点を通過します。

 

 

水口町今郷地区の中心地はもう過ぎていますが、

同地区の国道1号指定区間は約1.8kmにも及ぶため

もう少しだけ残っています。

 

 

 

下りでは、栗東や大津への距離が案内されました。

 

 

前の水口町水口地区での案内からさらに3km遠ざかり、

大津まではついに40kmとなりました。

もうほとんどフルマラソンの距離ですね。

 

 

 

さて、再び示された警戒標識と共に

これよりいよいよ車線減少が始まります。

 

150m前にも予告された通り、右側車線を通行中の車両は

すべて左側車線へと速やかに車線変更しなければなりません。

 

 

どうやら、道は先に進むにつれて

ゆるやかに下降もしているようですね。

 

 

 

車線減少が始まったところで、447.6km地点を通過します。

 

 

 

 

平成7年に全通となった水口道路の1工区

「水口バイパス」の5.7kmの道のりは、

こうして終盤に大きな洗礼を受けたのでした。

 

 

午後に入ってから2時間半、ようやく広大な森に別れを告げ、

国道1号は新たな展開を迎えようとしています。

 

 

 

つづく