【国道1号線徒歩の旅】Part555:水口町水口(中畑ランプ以西) | きまぐれの国道1号徒歩の旅

水口町水口地区は、旧水口町の広範囲に及ぶ地域です。

 

 

甲賀市役所水口庁舎をはじめとした庁舎群が目立つ西部、

野洲川の南に田畑が広がる南部、そして

国道1号新旧道を通し住宅地や緑の広がる北東部と、

主に3つの大きなエリアに分かれています。

 

 

 

南の野洲川に近い場所を通る東海道には、東海道五十三次の

50番目の宿場町である「水口宿」の史跡が見られますが、

そこから北へ1km以上離れた場所へ新たに設けられた

この水口バイパスではそのような光景は一切見られず、

ひたすら森の中を南東方向へと進んでいきます。

 

 

451.1km地点を通過します。

 

 

 

同地点の下りでは、大津・栗東への距離が示されます。

 

 

栗東市街からはもう20kmですか…。

 

気が付けば大津も、すっかり遠い存在になりました。

 

 

 

さて、この地区で国道307号に続いて交差するのは、

またしても国道307号です。

 

 

ただし、こちらは国道307号のバイパス道路で

「グリーンバイパス」の名称がついており、

標識にもその表示がされています。

 

 

 

沿道には下り側にときどき

配送業の倉庫などの建物が見られる程度で、

上り側は完全に森となっています。

 

 

片側2車線で非常に見通しの良い車道が続く中、

国道1号とは思えないほど草木に脅かされた

上り歩道を進んでいきます。

 

 

 

451km地点を通過します。

 

 

よく見ると、奥に見える倉庫の窓が割れています。

今はもう使われなくなったのでしょうか…。

 

 

 

歩道上では、場所によっては

転落防止用の防護柵が設置されているところもあります。

 

 

ところでこの区間では、標識による制限がほとんどないため

一般道路の法定速度である時速60km(原付は時速30km)を

遵守した上で、基本OKということになります。

 

ただし、松尾ランプの手前で駐車禁止の標識を見ているので

駐車に関しては引き続き禁止している恐れがあります。

まあ国道1号上では、基本駐車しない方が無難ですね。

 

 

 

またUターンについては、中央分離帯があるため

国道1号上ではできませんが、ときどき見られるランプから

1号を出て、接続する道路を経由し対向側の入口から1号に

再び入り直すことで、上下線間の移動をすることは可能です。

 

 

450.9km地点を通過します。

 

中央分離帯でも緑が激しくなってきました。

 

 

 

このあとは、先ほど予告案内のあった

国道307号バイパスと交差する中畑ランプです。

 

 

同ランプからの分岐では、野洲川を渡った南にある

「水口スポーツの森」「みなくち子どもの森」といった

各施設が案内されています。

 

 

 

450.8km地点を通過します。

 

 

水口町水口地区の区間は、もうしばらく続きます。

 

 

 

日本橋まで、あと451km。

 

 

 

つづく