復路8日目の旅は正福寺地区の中盤で正午をまわり、
ぼちぼち昼食を適当なところでとりたいところですが、
栗東水口道路は何もない田園地帯にこしらえたバイパスのため、
菩提寺からこの正福寺までは沿道に、お店はもちろんのこと
建物ひとつ見られない状況が続いています。
正福寺橋の下を通る道を渡り、
バイパスにぴたりとついた脇の道に入ります。
正福寺橋から先も、しばらく高架道路は続いています。
その間に、今度は南北を結ぶ道を通しています。
桁下の高さにはある程度の制限がありますが、
特に高さについての案内は表示されておりません。
左手には、田んぼの向こうに正福寺地区唯一の学校である
「湖南市立甲西北中学校」が見えました。
中学校の前を通る道は、
先ほど渡って分かれたばかりの片側1車線の道とつながります。
この付近から、バイパスの車道との高低差が
再び縮まってきました。
かろうじて、
461.2kmの距離標をのぞき込むことができました。
また車道が降りてくるのかと思いきや、
今度は歩道が坂をのぼって、車道に歩み寄る形となりました。
車道の様子が見えてきた頃、右手を見ると向こうの方に
大きな橋が見えてきました。
石部大橋を渡ってからしばらくは野洲川の北を
ある程度の距離を保って進んでいましたが、
正福寺橋手前のカーブ区間で大きく近づいたため、
野洲川のすぐ南まで来ていたようです。
まもなく、本線の車道の横に歩道がつきました。
国道1号現道に歩道が戻ったのは、中郡橋北交差点で
側道部が途切れて以来、約2.2kmぶりのことです。
歩道はやはり将来の車道拡幅を想定してか、
かなり広めにとられています。
下り側の歩道の様子はほとんど確認できない状況が
続きましたが、途中で道が途切れたのか
ここでの歩道は上り側だけのようです。
車道の横についたところで、
まもなく歩車道は揃って橋を渡ります。
「大砂川橋」です。
川幅はかなり短いため、橋も50m程度の短いものです。
下を流れる「大砂川」は、すぐ南の野洲川に注ぎ、
北は正福寺付近まで流れているようです。
大砂川橋を渡ってすぐのところで、
461.1km地点を通過します。
このあとは、正福寺東交差点です。
正福寺地区の区間は、もう少し続きます。
つづく








