【国道1号線徒歩の旅】Part514:国道菩提寺交差点 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号は栗東水口道路の側道部に入って石部大橋を渡り終え、

野洲川の北、菩提寺地区の下り歩道区間が続いています。

 

 

464.1km地点を通過します。

 

田園は高架道路の向こう側にも広がっており、

沿道には建物ひとつ見られません。

バイパスを新設する前は田園一色だったことが

容易に想像できる光景です。

 

 

 

まもなく、左手から道が合流します。

 

こちらは、先ほど分岐のあった県道27号バイパスの出口です。

 

 

県道27号バイパスとの交差は、

石部大橋の着地点付近に信号なしで合流・分岐する立体型で、

上りの合流点と下りの分岐点は300mほど

位置をずらしているようです。

 

 

 

ここで、464km地点を通過します。

 

 

栗東水口道路内では、この先の距離標も含めて

全区間で所在地の表記が見られませんでした。

 

 

 

この先は、次の信号がある国道菩提寺交差点です。

 

ここでは、名神高速・竜王インターとつながる

県道22号 竜王石部線と交差します。

 

 

北側に高架道路があるため、

上りの案内標識も下り歩道側に設置されています。

 

 

 

同交差点の手前で、463.9km地点を通過します。

 

 

まもなく、国道菩提寺交差点に入ります。

 

 

 

この交差点では、直進(甲賀方面)と

左折(竜王方面)の2方面を選択することができますが、

上りでは交差点の直前でも車線は増えず

1車線のまま交差点内に進入します。

 

 

また歩行者・自転車用へは、左折先の県道側へ行けるよう

東側を除く2か所に横断歩道が設けられています。

 

 

 

なお、この交差点では時差式信号機を使用しています。

 

 

交差点名の標識は、やはり近年の基準があるのか

石部大橋交差点(Part511)で見た時と同様、

表示された文字や標識のサイズはやや小さめとなっています。

 

 

 

交差点の先では463.8km以降の距離標が見える中、

栗東水口道路の小野地区までを結ぶ

「本線部」の高架道路が中央を陣取り、

その下をこの「側道部」の上り車道がもぐりこんで

高架道路の北側に抜けているのが見えました。

 

 

どうやら側道部が上下線側に分かれて、

本線部を挟む形になるようです。

 

 

 

そして、ここで上り側には石部大橋交差点以来

約1.1kmぶりとなる歩道が復活します。

 

先ほど合流した県道27号には歩道も北側に付随していたため、

それを引き継ぐ形での国道1号上り歩道復活となります。

 

 

横断歩道を渡って上り側に復帰し、

ここからは上り歩道からの光景を見ていきます。

 

 

 

側道部上りは、歩車道ともに

大きく北側へと追いやられています。

特に歩道は鉄柵で覆われた空き地を挟んでさらに北側へと

追いやられるため、初見だと見落としがちです。

 

この空地地帯についてですが、高架道路の本線側は

2018年現在暫定2車線での供用となっていますが、

将来的には2車線増の完成4車線となる事業計画のようで、

拡幅時に対応できるよう設けられている

予備スペースかと思われます。

 

 

上の写真の左に見える左折先の県道22号は

現在同線のバイパス道となっており、県道22号では

栗東水口道路のバイパス開通により、

この北にある菩提寺西交差点から東の菩提寺交差点を経由し、

国道1号では次の信号となる中郡橋北交差点までを結ぶ

本道ルートが新たに開通したようです。

 

 

 

日本橋まで、あと464km。

 

 

 

つづく