【国道1号線徒歩の旅】粟津町 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号線徒歩の旅は復路6日目、石山駅への立ち寄りを終え

同駅の南口から粟津町東交差点へと戻りました。

 

粟津町の区間は、粟津町東交差点から東もまだ続いています。

 

 

ここからは、京都府・滋賀県境付近以来となる

国道1号の歩道が上下線ともに設けられていない区間に

入るため、脇の側道へと入っていきます。

 

 

 

例によって、歩道に復帰するまでに見かけた

国道1号上の標識はなるべくチェックしていきます。

 

また、側道が国道1号の脇から外れて見当たらなくなった場合は、

直近の適当な道を選んで進んでいきます。

 

 

側道区間に入ってまもなく、480.5km地点を通過します。

 

480km地点までにはなんとか歩道が復活してくれると

うれしいのですが、果たして…。

 

 

 

粟津町東交差点を出た国道1号上りの車道は、

石山の市街地を避けるように徐々にその高度を上げていき、

側道からは見えなくなりました。

 

ここから始まる高架区間には、

「石山高架橋」の名がついているようです。

 

 

幸い、頭上の標識は確認することができました。

 

ここから300m先では国道422号と交差し、

琵琶湖周辺を通る湖岸道路へとつながっているようです。

 

この先渡ることになる瀬田川も近いようですし、

国道などの主要な通りとの直接交差は避ける傾向にあるので、

高架化したのかもしれませんね。

 

 

 

側道を進んでいくと、国道1号が高架化したところで

下り側の側道と合わさって、高架下で道が一本化しました。

 

 

車道は高架の柱に挟まれるようにして真下に潜り込み、

歩道は柱の外に上下側それぞれ並ぶ形となり、車道が狭い分

歩道にはスペースにやや余裕があります。

 

 

 

高架下に入った車道を通る車両の高さは、

2.6mまでと制限されています。

 

 

ただし、上りからの側道については

国道1号が上昇し切る前に高架下に潜り込んでいるため、

高さ制限はさらに低い2.1mまでに制限されています。

(粟津町東交差点から側道に入る際、標識による注意がありました)

 

 

 

しばらく進むと、県道104号と交差する手前で

かなり年季の入った階段を発見。

 

入口が封鎖されていて昇れなかったのですが、階段は高架上に

つながっており、かつて歩行者用に使われていたのでしょうか。

撤去されていないところからすると、現在は

関係者の保守点検用に使われているのかもしれません。

 

 

また、階段の古さから

国道1号が高架化されたのはかなり前のことかと思われます。

 

しかし、高架部分やその下の道路はかなりきれいで

やや新しそうな印象を受けます。

 

調べたら、付近では少し前に高架の一部片が落下する事故が

あったらしいので、もしかしたら古くなった高架を近年になって

新しく付け替える工事があったのかもしれません。

 

 

 

まもなく、石山駅前から始まっている県道104号 石山停車場線と

国道1号下で交差します。

 

この道は逢坂一丁目交差点(Part397)で分かれた東海道であり、

東海道はここで国道1号下をくぐって今度は国道の南側に回り

国道1号とは異なるルートが引き続きます。

 

 

 

渡った先は、歩道も含めて道幅がかなり狭まるため

2輪車を除いた自動車の通行ができません。

交差点には信号や横断歩道がないため、

ここは車等に十分注意して渡るしかなさそうです。

 

県道104号東海道を渡ると粟津町の区間が終了し、

街区は松原町に変わります。

 

 

 

つづく