【国道1号線徒歩の旅】番外編:山科駅周辺<復路6日目開始> | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号線徒歩の旅・復路5日目は、国道1号から三条通に入り

四ノ宮交差点で折り返して大津方面へと進みました。

 

一方、復路6日目は、JR線の駅から再開したかったという

個人的な事情もあり、5日目では行けなかった山科駅から再開。

序盤は、5日目の内容を補足するようなルートで進みました。

 

結果、両日のルートには一部、重複区間が発生しています。

 

このブログでは、一続きになるようにまとめている関係で

時系列に関係なく、本来行っておきたかった順序でまとめています。

 

復路5・6日目の重複区間では、かぶった内容については

カットして合わせた上で、旅の状況をまとめていきます。

両日の通過する時間帯は大きく異なりますが、ご了承ください。

 

 

復路6日目は、5日目から2週間後の昨年5月21日に実施しました。

 

この頃は、夏の三重県入りを目指して集中実施していたのですが、

大きく予定が変わり、気が付けばもう1年前の話になっていますね。

 

 

なお6日目からは、再開地点までの電車移動にJR線も利用しており

以降の旅では東京・日本橋へたどり着くまで長くお世話になります。

 

 

 

復路6日目の出発地となったここ山科駅は

京都市山科区で最も利用客の多い駅であり、

JR西日本、京都市営地下鉄、京阪京津(けいはんけいしん)線の

3つの鉄道会社による路線が乗り入れています。

 

 

自宅からの電車移動を経て、この日の早朝に下車したのは

1921(大正10)年に開業したJR線の山科駅です。

 

JR山科駅は、京都市山科区では唯一のJR線の駅であり、

東海道本線と湖西線の2路線が乗り入れます。

 

 

 

東海道本線の米原~京都間に含まれるこの区間では、

愛称の「琵琶湖線」として知られています。

 

また、山科駅は湖西線の起点駅であり、

ここから琵琶湖の西を経由して、近江塩津駅に至ります。

 

 

西の隣駅である京都駅とは5kmと少し離れていますが、

この間に新駅を設置する話もあるようです。

 

早く実現すれば、往路の旅の際に立ち寄りたいところですね。

 

 

 

そのJR山科駅と駅前で直結しているのは、

京都市営地下鉄の山科駅です。

 

JR線とはエスカレーターで行き来できるので、便利です。

 

 

同駅は、1997(平成9)年の東西線の開業と同時に開業。

六地蔵駅を起点に北上する東西線は、この駅を境に西へと大きく

曲がり、終点の太秦天神川(うずまさてんじんがわ)駅に至ります。

 

南隣の東野駅(Part367)の上には国道1号五条バイパスが

通っており、この旅でもすでに訪ねております。

 

 

 

もうひとつ、JR山科駅の目の前にあるのは

京阪京津線の京阪山科駅です。

 

 

山科を通る3つの鉄道のうち最も早い1912(大正元)年の開業であり、
当初は「毘沙門道駅」という駅名だったようです。

 

その後、1921年に山科駅が開業したのを受けて

「山科駅前駅」に改称し、さらに1953年

現在の「京阪山科駅」へと改称しています。

 

 

 

かつては京阪本線と三条駅で連絡していた京阪京津線でしたが、

京都市営地下鉄東西線の開業を機に、

隣の御陵(みささぎ)駅から西の区間は廃止され、

京阪同士での連絡は現在できなくなっています。

 

 

京阪京津線は、御陵駅から滋賀県大津市の浜大津駅

(当時の名称。今年3月より駅名を「びわ湖浜大津駅」に改称)

までを結んでいます。

 

 

 

駅前には、一般車両が乗り入れ可能な小さなロータリーと

2階建ての商業施設が並びます。

 

 

この日訪れた時点では早朝7時前だったため

どのお店もまだ開店前でしたが、

TSUTAYA、ロッテリア、スターバックスコーヒーなど

全国に出店しているチェーン店も多いです。

 

 

 

ロータリー前には、京阪京津線が通ります。

 

踏切から京阪山科駅ホーム方面を撮影。

 

 

駅前広場とロータリーは、北をJR線、南を京阪京津線に

挟まれた状態であり、京都外環状線の起点である

外環三条交差点から北上した突き当たりの終点にあります。

 

 

 

踏切を渡って京阪京津線の南側に出ると、

今度はバス・タクシー乗り場が並んだ

大きな駅前ロータリーが見えてきました。

 

 

京都市営地下鉄の山科駅は、この南側に延びているため

山科駅界隈は北から、JR線、京阪京津線、地下鉄東西線の順に

並んでいるようです。

 

 

 

京阪山科駅は、南側ロータリーの前にも改札口があります。

 

 

上下線ホームの東側にそれぞれ改札が設けられており、

2つのホーム間は構内踏切で渡れるようになっているため

どちらのホームとも南北改札からの行き来が可能です。

 

 

 

つづく