【国道1号線徒歩の旅】Part286:松明町 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号線徒歩の旅は、堀川通架道橋を抜けて

京都市南区から下京(しもぎょう)区へと変わったところで、

いよいよ復路4日目の終わりが見えてきました。

 

 

下京区で最初に通過する街区は、松明町(たいまつちょう)です。

 

なお、下り側では

西油小路町(にしあぶらのこうじちょう)に入っています。

 

 

 

歩車間には、まだかなりの高低差があります。

 

 

なんとなく眺めていると、

 

 

 

車道の側壁に、498.9kmの距離標が見えました。

 

…あれっ、498.9…?

 

 

東寺駅の手前で499km地点のキロポストを見かけてから

かれこれ850mほど進んだはずが、しばらく距離標は見られず

謎の空白区間を経てようやく次の距離標へ来たようです。

 

 

 

この空白の理由については、現時点では不明ですが…

 

 

周辺バイパスの建設等による国道1号のルート変更により、

距離標の位置が更新された可能性などが考えられます。

 

 

 

この日は昨年4月実施のため、現時点でもすでに10か月が

経過しており、その後の距離標の更新具合がどうなのか

気になるところですが、このまとめでは、実施当時の現地情報に

最近の調べで新たに変わったことや分かったことを反映して、

なるべく国道1号の現状を分かりやすくお伝えできればと思います。

 

 

旅の実施時期も、せっかく断続的にでなく

日をあらためて実施しているので、このまとめの進みに応じて

進めていった方が旬な情報をお伝えできて良さそうですね。

 

 

 

さて、松明町の区間は、この日の中断地点に設定した

次の堀川塩小路交差点まで続きます。


 

ここで、JR線の北沿いを通っていた車道が

西から合流しようとしますが、堀川通にはまだ入らずに

曲がって北上し、歩道の隣に並んで側道となります。

 

 

 

ガード下を抜けてからずっと左手より視界に大きく映り込んで

存在感を見せていた建物は、「リーガロイヤルホテル京都」です。

 

 

松明町のほぼ全域を、このホテルの敷地が占めています。

 

 

 

時刻は18時を回り、復路4日目は

日没がいよいよ迫ってきました。

 

 

側道とホテル前のロータリーからの道が、

ここで堀川通とつながります。

 

 

 

同ホテルの入口付近、堀川塩小路交差点の南西の脇には

新選組の不動堂村屯所跡があります。

 

 

同所には、新撰組局長・近藤勇の歌碑が置かれています。

2003年と横の解説版に記されており、設置した年かと思われます。

 

 

まもなく、堀川塩小路交差点です。

 

 

 

つづく