【国道1号線徒歩の旅】Part272:東寺前 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

国道1号上りは、京阪国道口交差点を抜けて

その大半を東寺(とうじ)の敷地で占めている九条町の南端、

九条通を東へと進んでいきます。

 

 

東寺と九条通の間には、ごらんの通り大きめのお堀があります。

 

 

 

 

下りでは京阪国道側にあった

京阪バス「東寺南門」、京都市営バス「東寺南門前」の

2つのバス停は、上りでは東寺の南大門の近くにありました。

 

 

 

東寺には門がいくつかありますが、

南の九条通に面した門は2つあります。

 

 

最初に見えてきたこちらの門は、どうやら

消防等の非常時以外は開放されない開かずの門のようです。

 

 

 

境内には緑が多く動物も集まりやすいので、

通行人にはハトなどにエサを与えないよう注意喚起しています。

 

 

 

 

続いて左手には、さらに大きな門が見えてきました。

 

 

 

 

「教王護国寺」とも呼ばれる東寺は、真言宗の総本山であり

平安時代初期の796(延暦15)年に建立されたものです。

 

寺院内に見られる「金堂」や「御影堂」などは国宝に、

本尊の「薬師如来」などは重要文化財に指定されており、

京都を代表する名所のひとつとして現代に受け継がれています。

 

 

東寺は国の史跡や世界遺産にも指定されており、景観を保つため

このような注意の書かれた立て札がところどころに見られます。

 

 

 

南側のもうひとつの門に近づいてきました。

 

 

東寺の正門である、「南大門」です。

 

 

 

南大門の入口のようす。

 

 

夕方も17時近くになり、西日が強くなってきたせいか

角度次第で写りが少し白っぽくなってしまい申し訳ないです…。

 

 

 

南大門は、重要文化財に指定されています。

 

 

一般開放されている門ですが、

開門時間が午前5時~午後5時(通年)ということで、

拝観時間が午後4時半までということもあり早めに閉められたようで

どうやら閉門した直後にここへ来てしまったようですね。

 

どうせなら閉門している様子も見てみたかったなぁ。

やはりバーミヤンでは休みすぎましたね(苦笑)

 

 

 

この時期(撮影日:2017年4月23日)は

「春の特別拝観」と称し、真言宗の開祖である

空海(弘法大師)にまつわる宝物の公開があったみたいですね。

 

 

九条町の区間は、このあとも

東寺の敷地が終わるまで続きます。

 

 

 

つづく