【国道1号線徒歩の旅】Part271:南大内横断歩道橋 | きまぐれの国道1号徒歩の旅

京阪国道口交差点の上り南側には、

交差点上に架かる歩道橋の螺旋階段があります。

 

 

せっかくの徒歩の旅なので、上からの景色も見て行こうということで

歩道橋上にも行ってみました。

 

 

 

歩道橋には、「南大内横断歩道橋」の名が付いています。

 

 

南大内横断歩道橋を上ります。

 

 

 

横断歩道橋は自転車用のスロープがないため、

歩行者しか利用することができません。

 

 

しかし、壬生通側を除く三方を「コ」の字で結んでおり、

歩行者は信号を使うことなく、四方どの側からでも

行きたい側へ渡ることが可能です。

 

 

 

ここまでの道、大阪方面を撮影。

 

 

京都市内に入ってからは曲がり道がなかったため、

中央線上から撮影するとごらんの通り、きれいな一直線です。

 

 

 

ここで下を見てみると、下り側には国道1号標識のほか、

上り側にはなかった2つのバス停が見えます。

 

 

京阪バス「東寺南門」バス停と

京都市営バス「東寺南門前」バス停のようです。

 

 

 

一方、歩道橋の東側、これから進む方角には

上り側のすぐ先に東寺(とうじ)が見えました。

 

 

よく見ると、バス停らしきものも見られます。

上り側のバス停は、九条通沿いにあるということですね。

 

 

 

東寺方面をクローズアップ。

 

 

同寺のシンボルとも言える五重塔や、

その手前には大きな南大門が見えています。

 

 

 

それにしても、さすがは国道1号線、

京都でもまた、良い所を通りますね。

 

 

ここからは、ここまでの40数kmの長旅をねぎらうかのように

京都ならではの歴史ある寺社の数々が登場しますので、

見どころ満載の光景がたっぷりお楽しみいただけると思います。

 

 

 

京阪国道口交差点内も撮影してみました。

 

 

左の通りが国道1号(京阪国道)、

縦の通りが九条通で、うち奥に向かうのが国道171号です。

 

 

 

最後は、壬生通と九条通、2つの通りの案内標識を撮影。

 

壬生通は、京都市内を南北に貫く通りで、

かつての平安京での「壬生大路」に相当します。

 

 

元々は一直線の通りだったようですが、

戦時中の道路拡幅(強制疎開)による影響で、ところどころ

道筋がクランク(鍵状)になっている模様です。

 

「壬生川通」とも呼ばれますが、道路標識においては

途中で交差するJR線より北は「壬生川通り」、

南は「壬生通り」で案内されているようです。

 

 

さて、南大内横断歩道橋からの光景を堪能した後は、

京阪国道口交差点を右折し、

ここから国道1号は九条通の区間が始まっていきます。

 

 

 

つづく