「ドゥーニャとアレッポのお姫様」
世界の優れた教育コンテンツが集まる国際コンクール「日本賞」。
第50回のイベントの開催を前に、昨年のグランプリ作品『ドゥーニャとアレッポのお姫様』がEテレにて放送されていました。
内戦で祖国を追われた少女ドゥーニャは、おじいさん、おばあさんと新しい家を探す旅に。世界を旅する中、多くの人と出会い、予期せぬ出来事に遭遇する。果たしてドゥーニャは安息の地にたどり着けるのか? シリア難民の子どもたちへの取材をもとに、リアルとファンタジーが織り成す勇気と希望の物語。
日本のアニメにはなさそうな絵柄と独特の民族音楽が流れるちょっとだけ不思議な話。
カナダの映画なんですね。
美しい街にも空爆によるミサイルが落ちて、
この子たちの家も吹っ飛んで
わずかな荷物で国外へ逃げてくんだけど、
ボートが重量オーバーでそれも捨てて
途中の国境で何日も足止めでテント暮らし
やっと進めても難民の受け入れ人数制限にかかって行き先を失くしてしまう。
アレッポに伝わる伝説のお姫様の加護を受けて困難を乗り越えていくというファンタジーな要素もありますが、
どんな困難にあっても前向きに生きようとするドゥーニャの姿勢に心を打たれる事でしょう。
まだまだ各地戦争はつづいています。
子供の視点で描いた本作品を機会があれば一見されたし。
お は り !