SF史上に燦然と輝く記念碑的名作
トム・ゴドウィンのSF短編小説「冷たい方程式」(1954年発表「THE COLD EQUATIONS」
/ハヤカワ文庫『冷たい方程式』所収。伊藤典夫訳
ただ一人の乗員を目的地に届ける片道分の燃料しか積んでいない緊急発進艇に密航者がいたら、パイロットのすべきことはただひとつ――船外遺棄だ! だがそれが美しい娘で、しかもたった一人の兄会いたさに密航したのだとしたら、あなたならどうする?……SF史上に燦然と輝く記念碑的名作
『エベレスト』での極限状態を見た後で思い出した作品。
エベレストでは誰かが動けなくなったら、その人を助けている余裕はないと聞く。
それとは全然違う次元の話ではあるのだが、
この題名は一度は聞いた事があるでしょう?
有名すぎてネタバレから入ってしまった人も多いとは思います。
もし、読んだことが無いって人は短い話なんで一度は読んでみても良いかもしれませんね。
ポイントは宇宙船密航してしまった少女が結構軽い気持ち乗り込んでしまったと言う事。
彼女は最初は罰金程度で済むと考えていたのだが・・・
特筆すべきは1954年の作品だって事です!
この時代にすでにこのクオリティのSFがあるって事実がスゴイよね。
これを読んだ後にこの作品を見ると面白いかも?
これも宇宙空間って物が凄く怖くなる作品ですね。
地面足が着いている事がどれだけ心強いかが身に染みる映画です。
お は り !