NCEC型ロードスターのミッション修理です
5速と6速が存在する車ですがサーキット走行を行うとシンクロナイザーリングが割れてしまうのは定番となっています。
特に5速に多い気がしますが、、、
6速はギヤそのものが壊れちゃいますね!
ミッションのリヤエクステンションを取り外すと、センターハウジングのリターナープレートを固定しているボルトが2本緩んでいます、しかも1本は脱落していてもう1本は脱落寸前です。
このボルトがギヤに噛み込んでいたら全損でした、、、。
ロードスターに限らずマツダの5速ミッションはここが弱いですね、鋳物にすればよかったのに、、、スペースの問題かな?。
ヘリカルギヤの特性上激しい走行をするとこのプレートに負荷がかかりますのでプレート剛性が弱い為ボルトが緩んでしまいます。
これもシフト操作に違和感が出る原因の一つですね。
対策を施して組み付けを進めます。
問題の5速、、、
作業前の確認走行したところ4速から5速にシフトアップするとガリッと音がします。
この症状はほぼ間違いなくシンクロナイザーリングに原因があり結果的にその他の部品もダメージを受けます。
案の定、リングが割れていました
価格上昇中のロードスター!
まだまだ現役ですよー♪