ブルームバーグ今日の記事で、「リモートワーク、生産性に大きな影響与えないもよう-米SF連銀調査」と
あり、ふとご近所さんのことを思いだしました。
彼女はグローバル企業のアジア支社で最も高い役職に就く女性。
最近再婚して大きなおうちに引っ越し、ステップファミリーと一緒の新たな生活を築くことへの希望に満ちていました。
そんな中、本社から「最も高い役職なんだからオフィスに出社してよ」と打診が。
即答で「No」といい辞表を提出したようです。
そもそも、高い役職につく能力の高い人はそれなりに財産築いてます。
彼女も子供3人超高いインターに通わせてお手伝いさん4人雇用しても、金銭のために働く必要はないレベルです。
そんな人材から自由を奪うことは不可能ですよね。
今後オフィスに出社するのは、仕事ができない人が中心になるのかも。
(日本除く)
<Fed Can Cut Rates This Year Absent Inflation Rebound, Waller Says>(Bloomberg)
ウォラーFRB理事、年内の利下げ可能-インフレ再燃なければ
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は16日、インフレが再燃しなければ、金融当局は今年利下げすることが可能だとの認識を示した。ただし、その場合でも利下げは秩序立った慎重なペースで進めるべきだと強調した。
マーケットというのは、カタリスト(相場を動かすきっかけ)によってボラティリティ(変動の大きさ)
が引き起こされるのをみんなが目をキラキラさせて待っている傾向があります。
市場の次の大きなカタリストは「利下げ開始」。
あーでもない、こーでもないとみんな予想してはマーケットを動かそうとしてますね。
<S’pore seeks international feedback on new governance framework for generative AI>
シンガポールが生成AIにおけるガバナンスのフレームワークを提言、という記事。
スイスのダボスで開催されたWorld Economic Forum annual meetingにてシンガポールの大臣が提言を行いました。
これまでのTraditionaAIとGenAIを明確に区別し、GenAIに対応するガバナンスのフレームワークを提言し、
世界にフィードバックを求めました。
これを読んで、シンガポールはAIに本気であり、世界をリードする立場を取りに行っているとひしひしと感じます。
つい先日もAI人材を現在の3倍にすると次期首相が発表したばかりでもあります。
日本はというと、TraditionalAIにも追いついていないのが現状かと。どの企業もコンサル会社に乗せられているのか「DX」を標語を掲げ、その中身は相当に時代遅れのものと推測されます。
そもそも生成AIという言葉、いらないと思います。
ジェネレーティブAIと言えばいい。
これから世界はGenAI以前と以後に分かれて語られるようになるでしょう。
そこを真に理解し、シンガポールのようにリードを取りにいくのが世界の経済大国のすべきこと。
日本も3位だという自覚があるなら、やるべきことがあると思うのは私だけでしょうか。