《本日のＤＶＤ観賞》
１０月２９日に起きた、韓国のソウル梨泰院（イテウォン）での雑踏転倒事故。こんな悲惨な事故が起きるんだと驚いたのと、１５８人が亡くなりその中にはイラン人が５人、中国人が４人、ロシアが４人、アメリカ人が２人、日本人が２人、フランス人、オーストラリア人、ノルウェー人、オーストリア人、ベトナム人、タイ人、カズフスタン人、ウズベキスタン人、スリランカ人が１人だった事にも驚いた。タイのカオサン通りなども本当に様々な国の人がいたが、日本で原宿の竹下通りや六本木でもこれだけの国の人は居ないだろう。
イテウォンは韓国の首都であるソウルにある歓楽街らしいが、元々は日本軍の基地があり戦後はアメリカ兵の基地の町らしく発展した行政区画の広域市。韓国の広域市はソウル、釜山、そして仁川（インチョン）で仁川は首都ソウルから４０ｋｍの港湾地区で貿易で栄えて韓国唯一のチャイナタウンがあるらしい。
そしてスポーツも盛んで、プロ野球のＳＳＧランダース、プロサッカーの仁川ユナイテッド、プロ那須家の仁川電子ランドエレファンツ、プロバレーボールの大韓航空ジャンボスの本拠地でもある。多くのスポーツ選手の出身地でもあるが、やはり格闘技的には日本人キラーでもあるチャンヒョン・リーの出身地で有名！
１９９２年８月に韓国の仁川で生まれた‘コリアンデビル‘チャンヒョン・リー（イ・チャンヒョン）は、１９９２年８月に韓国の仁川で生まれ～なんと言っても２０１２年１０月のＫ－１両国国技館大会に初来日し、ムエタイの現役ランカーをビシバシ倒していた梅野源治選手と対戦しダウンを奪って判定勝ち 『観戦記３１４』 しかし、２０１３年３月のＲＩＳＥ９２で梅野源治選手と再戦し判定負け 『観戦記４５２』 タイや中国でも活躍し、２０１６年４月にはＫｕｎｌｌｕｎ Ｆｉｇｈｔ.４３で宮越慶二郎選手に判定負け～２０１７年３月のＲＩＳＥ１１６で、野辺広大選手を２Ｒに左フックで失神ＫＯ勝ち～７月のＲＩＳＥ１１８でも裕樹選手を２ＲにＫＯして王座挑戦権を手にする～１１月のＲＩＳＥ１２１で、野辺広大選手のＲＩＳＥスーパーフェザー級王座に挑戦して２ＲにＫＯして王座栄冠。
７月のＲＩＳＥ１１８では裕樹選手と対戦し、またも２ＲにＫＯ勝ち～１１月のＲＩＳＥ１２１では、スーパーフェザー級王座を賭けて野辺広大選手と再戦し判定勝ち。
しかし、２０１８年２月のＲＩＳＥ.１２２で秀樹選手に判定負け～６月のＲＩＳＥ.１２５で、町田光選手に判定勝ち～１２月、ＫＮＯＣＫ ＯＵＴライト級アジアトーナメント１回戦での町田光選手と再戦も４ＲにＴＫＯ勝ち 『観戦記１８０８』 ２０１９年２月のアジアトーナメント準決勝では、森井洋介選手を２Ｒに完膚無きにＫＯする 『観戦記１８７４』 さらに３月には、ＲＩＳＥワールドトーナメントで裕樹選手を判定で降す
７月のＲＩＳＥワールドトーナメント準決勝では、梅野源治選手との３度目の対戦で判定負け 『観戦記１９４６』
さらに９月のＲＩＳＥでも、原口健飛選手に判定敗け 『観戦記２１０４』
そして日本で２０１９年６戦目となる相手は、ルンピニースタジアム３階級制覇のスアキム・ＰＫセンチャイジムと対戦！
‘微笑みの国のヒットマン‘スアキム・ＰＫセンチャイジムは、１９９５年８月生まれで１００戦やら１３０戦やら諸説あるが・・・・たぶん草ムエタイをいれたらもっとあるだろう。１７２ｃｍの身長がありながらスーパーバンタムを主戦場に、元ルンピニースタジアム・スーパーバンタム級、元７チャンネルスーパーバンタム級、プロムエタイスーパーバンタム級王者。
２０１８年２月に初来日し、ＫＮＯＣＫ ＯＵＴ那須川選手に３ＲＴＫＯ敗けも 『今までで１番強かった』 と言わせる 『観戦記１５２６』
１１月のＲＩＳＥ１２９では、ＷＫＮ５７ｋｇ級王者のイグナシオ・カプロンチに判定勝ち～そして、２０１９年３月に開幕したＲＩＳＥ５８ｋｇ級トーナメントに参戦！スアキムは 『ＲＩＳＥルールに慣れてしまったらタイでは勝てなくなってしまう。ＲＩＳＥの選手はクルクル廻るばかりでタイなら‘逃げている‘と負けにされる。私はムエタイのスタイルで闘います。このようなチャンスを頂きありがとうございます。私の田舎は貧しいので、私が勝って家族を助けます』 と、優勝賞金１０００万円にモチベーションを上げて参戦～１回戦で、ブラジルのタリソン・ゴメス・フェレイラに２度ダウンを奪われＫＯ負け寸前も大逆転のＫＯ勝ちで準決勝に進出 『観戦記１７５７』 ４月にルンピニースタジアムでペット・ウトーン・オー・クワンムアンに判定負けも、７月のＲＩＳＥトーナメント準決勝で那須川天心選手と対戦前にＢＯＭに参戦し‘ＳＥＸＹムエタイ‘翔センチャイジムを２ＲにＫＯする 『観戦記２４１５』
しかし、７月のＲＩＳＥ５８ｋｇ級トーナメント準決勝で那須川選手の胴廻し回転蹴りでカットしてしまい３ＲにＴＫＯ敗け 『観戦記１９６１』
なんとも夢の対決が東京の芝浦で実現！この試合には、主催するＢＯＭより初代ＢＯＭスーパーライト級王座も賭けられる！
２０１９年１２月８日 ＢＯＭスーパーライト級王座決定戦 スアキム・ＰＫセンチャイジムｖｓチャンヒョン・リー
スアキム・ＰＫセンチャイジム 元ルンピニースタジアム３階級制覇王者
チャンヒョン・リー 元ＲＩＳＥスーパーフェザー級王者
１Ｒ、スアキムが距離を取りながら前蹴り～チャンヒョンが出ていき右を振るも、スアキムはかわす
チャンヒョンはガンガン出ていきローを連打！スアキムはジックリ見ているが、チャンヒョンの打ち終わりにパンチを返す！
さらにスアキムが、左右のヒジを振り回して突っ込む！スアキムのエグいヒジ&ヒザも、チャンヒョンは引かずに右クロス！
２Ｒ、スアキムがロー～ヒザでチャンヒョンを追い回すが、チャンヒョンは廻りながら右ストレート！
チャンヒョンが、回転力のある連打でスアキムをロープに追い込む！
スアキムは組つこうとするが、チャンヒョンはパンチで振り切る！
チャンヒョンがパンチ～ローでガンガン攻める！チャンヒョンの手数が止まらない！コンビネーションでスアキムをコーナーに追い込む！
さすがスアキムも、打ち合いに応じ押し返していき右！
３Ｒ、チャンヒョンがパンチで来るところに、スアキムが左ミドルを蹴る！
さらにスアキムがパンチで追いかける～チャンヒョンも廻りながらローから右！しかし、組有りルールだとスアキムの土壌！
それでもチャンヒョンがカウンターの右！スアキム効いた～チャンヒョンの追い打ちは空振りも、スアキムは足元おぼつかず倒れてしまいダウン！
立ち上がったスアキムに、チャンヒョンが一気に連打！
スアキムは必死にクリンチ～しかし、スアキムは直ぐに回復してヒジからパンチのラッシュ！
スアキムが攻めまくるが、ローブローで中断～再開後もパンチで打ち合うが、スアキムが圧倒していく！
防戦一方のチャンヒョンに、スアキムがエグいヒジとヒザの乱れ打ち！
チャンヒョンは左目を負傷したか！？スアキムにズルズル押し込まれ攻められる
４Ｒ開始前に、チャンヒョン・リーのコーナーからタオルが投げられる！
凄まじい激闘は、スアキム・ＰＫセンチャイジムの３Ｒ終了時ＴＫＯ勝ち！外さない試合をする２人だが、技術と心が高レベル過ぎて思わず「ありがとう！」と言いたくなる１戦。試合前には、日本での試合を多くなったスアキムは 『ファイトマネーやボーナスが家族の生活になっています。娘のハッピーがこれから学校に通いだしますし、お金が必要です。来年も日本で４試合くらいはしたいです。そして家族と一緒に日本旅行をしたいです』 と話していた。
かたやチャンヒョンは試合前に 『スアキム戦が終わったら北ヨーロッパへ新婚旅行を行く予定です。結婚式を挙げてからスアキム戦の準備でまだ新婚旅行も行ってないので、妻に申し訳ない気持ちでいっぱいなんです。最近休む暇もなく立て続けに試合をしてきたので、少し休んでまた強くなるために努力します』 と話していたが・・・・
しかしチャンヒョンはコロナ禍で来日がままならず、２０２１年７月にＲＩＳＥ１６０でＲＩＳＥスーパーフェザー級王座の防衛戦で来日し一馬選手と対戦。
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