観戦記2332 世界前哨戦 ライアン・ガルシアvsブラウリオ・ロドリゲス | 人生マイペンライ

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毎日報道されるロシアのウクライナ侵攻だが、元3階級制覇王者のワシル・ロマチェンコや元4団体クルーザー級王者&3団体統一ヘビー級王者のオレクサンドル・ウシクの軍服姿を見るだけで心が痛む・・・・平和ボケした日本人が言う事ではないが、なんとか解決になって早くロマチェンコとウシクがボクシングに戻ってきてほしい。なにせロマチェンコは、6月に4団体統一ライト級王者のジョージ・カンボソスJrとカンボソスJrの母国オーストラリアで8万人収容のスタジアムで対戦する予定だった。

ライト級にはタレントが多いので、代わりにWBC王者のデビン・ヘイニ―がジョージ・カンボソスJrと対戦する話が出たがどうなるのか!?日本人ではガッツ石松さん、畑山隆則さん、小堀佑介さんの3人しか獲得していないライト級世界王座だが、ライト級でネクスト・カネロと呼ばれるメキシコ系アメリカ人が同じくメキシコ系アメリカ人のオスカー・デラ・ホーヤ率いるゴールデンプロモーションからデビューしたライアン・ガルシア!

 

1998年8月にアメリカのカリフォルニア州で生まれるが、メキシコ移民の両親を持ち英語とスペイン語を使いこなす~弟のショーン・ガルシアもプロボクサーになるボクシング一家で、2014年1月の全米ジュニア選手権57kg級は、決勝戦で後のWBCライト級王者になるテビン・ヘイニーに判定負け~2015年1月の全米ユース選手権でも、1回戦で後のWBCウェルター級ゴールド王者になるバージル・オルティスJrには勝利も3回戦でテビン・ヘイニーに判定負け~しかし、2016年度のユース選手権は60kg級で優勝などアマチュア215勝15敗。

2016年6月に、メキシコのアメリカとの国境の町ティファナでデビューしエドガル・メサを1RでKOする~さらにメキシコで3連勝2KOして、2016年8月からはアメリカで6連勝6KOする~2017年9月に、ミゲール・カリゾザを1RにKOしてNABF北米スーパーフェザー級ジュニア王座を獲得。

11月のも、セサール・アラン・バレンスエラを3RにTKOで降し初防衛に成功~12月にも、ノエ・マルティネス・ライゴサを8RにTKOで降す~2018年3月に、フェルナンド・バルガス・パーラを1RにKOしてNABFジュニア王座2度目の防衛に成功~5月には、ジェイソン・ベレスを大差判定で降しNABF北米&NABO北米スーパーフェザー級王座を獲得~9月には、カルロス・モラレスに判定勝ち。

 

そして、同じくゴールデンプロオーションが契約するサウル・アルバレスが5階級制覇を目指す興行で対戦するのはブラウリオ・ロドリゲス!

 

1988年8月にドミニカ共和国のラロマナ州で生まれたブラウリオ・エドガルド・ロドリゲスは‘EL CHQBO(少年)‘の異名を持ち、2011年5月に22歳でデビューしてミルシアデス・モスケアに3RでTKO勝ち~さらに14連勝14KOするが、2014年4月にカルロス・ディアス・ラミレスに判定負け~直ぐに再起して2連勝1KOし、2015年8月にマルコス・ガブリエル・マルティネスを2RniTKOで降しWBCラテンアメリカスーパーフェザー級王座を獲得。

2016年4月に、ホセ・ビダル・サンチェスに判定勝ち~しかし9月に、アルベルト・メルカドとのWBC中央アメリカ&WBCラテンアメリカスーパーフェザー級王座決定戦で1-2の判定負け~2018年3月には、4ヶ月後に伊藤雅雪選手とWBOスーパーフェザー級王座決定戦で闘う 『観戦記1640』 クリストファー・ディアスのNABOスーパーフェザー級王座に挑戦も4RにTKO敗け。

 

全勝のスター候補、ゴールデンボーイプロモーションのプロスペクト!ライアン・ガルシアが、マジソン・スクエア・ガーデンでの大興行に登場!2戦連続で期待の新鋭との対戦となるロドリゲスだが、勝って世界ランクを奪えるか!?

 

2018年12月15日 世界前哨戦 ライアン・ガルシアvsブラウリオ・ロドリゲス

 

ライアン・ガルシア 16勝13KO無敗 WBC12位、WBA5位、WBO4位

 

ブラウリオ・ロドリゲス 19勝17KO3敗

 

1R、やる気満々のガルシアに、ロドリゲスは前手をグルグル動かしながら伸ばしていく

 

しかし、ガルシアのプレッシャー強くロドリゲスはロープに詰まる~ガルシアが左右のボディー!

 

さらにガルシアが詰めていく~ロドリゲスはクリンチするが、離れ際にガルシアの右!

 

さらにガルシアが、左アッパーでロドリゲスを吹っ飛ばしてダウンを奪う!

 

立ち上がったロドリゲスに、ガルシアが猛烈なラッシュ~ロドリゲス必死にクリンチ

 

2R、ガルシアが速いジャブ~ロドリゲスのジャブの打ち終わりに、ガルシアが左ロングフック!

 

それでもロドリゲスが、ガンガン上下に振る~ガルシアは、カウンター狙いなのか手数少ない

 

3R、ロドリゲスが、変則的な動きから打ち込んでくる~ガルシアは、がっちりガードする

 

さらにロドリゲスはアリシャッフルを魅せるが、度重なるローブローで減点1~ロドリゲスの大きいパンチに、ガルシアはカウンターを合わせる!

 

4R、いよいよガルシアが出てくる~ロドリゲスが低く構えて翻弄しようとするも、ガルシアが凄まじい連打!

 

ロドリゲスは走るように廻り、なんとか打ち返えす~しかし、ガルシアのプレスが強いく左右のボディー!

 

5R、ガルシアがジャブを打ちながら狙うが、ロドリゲスか再びローブロー~豪快に振ってくる!

 

さらにガードを固めながら突っ込んでくるロドリゲスに、ガルシアが隙間を狙ったワン・ツー!

 

ロドリゲス効いた!フラフラとロープにもたれる~ガルシアが一気に極めにいく!右!

 

さらにガルシアが右!ロドリゲスも打ち返そうとするが、ガルシアの連打に吹っ飛ばされる!

 

これは、ロドリゲス立てない!見事にライアン・ガルシアが5RにKO勝ち!

 

甘いルックスに似合わず荒々しさを魅せたライアン・ガルシアのフィニッシュ。ガルシアは自身のルーツである「ビバメヒコ!」と叫んで、メインのサウル・アルバレスへ繋ぐ。

スピードあり、フィッシュ前の右などはちょっと外から廻しているのに素晴らしい破壊力あり強豪との対戦が望まれるが次戦は3月後の2019年3月にホセ・ロペスと対戦。

2戦連続で格上との対戦となり、強烈な連敗を喫したブラウリオ・ロドリゲスは11ヶ月後にドミニカで再起しホルヘ・ルイス・トレスに1R反則勝ち。

 

★ライアン・ガルシアが那須川天心選手と闘わせろとの話もあったな 格闘技blogランキングをクリック格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村