《本日のＤＶＤ鑑賞》
イマイチ盛り上がっていない感じがする大晦日のＲＩＺＩＮ.３３だが、サッカーＫｉｎｇカズの息子である三浦孝太選手など大晦日らしいカードもあるが・・・・ＰＲＩＤＥ時代からも外さない、トーナメントの準決勝＆決勝があるバンタム級グランプリの爆発に期待したい。そしてタイトルマッチで無くなったのは残念だが、朝倉未来選手と斎藤裕選手の再戦など外国人選手が来日できない中で楽しみなカードが揃った。
朝倉未来選手は、ＲＩＺＩＮ.２５での斎藤選手との判定は納得いってない感じだったが 『観戦記２１８６』 斎藤選手がテイクダウンの印象よく、総合力で勝利した感じだった。その後もクレベル・コイケに１本負けするなどした朝倉未来選手だが、２０２１年１０月のＲＩＺＩＮ ＬＡＮＤ ＰＡＲＫでは萩原京平選手にテイクダウンを奪いまくりグランドでのコントロール技術を魅せた。
萩原戦では朝倉未来選手の立ち技での強さを生かし、テイクダウンへはニータップを使うなど唸らせるものがあった。朝倉未来選手のように打撃が強い選手がニータップは有効だろうし、朝倉未来選手と一緒に練習する昇侍選手も２０１２年１１月のＲＩＺＩＮ ＴＲＩＧＧＥＲ.１で萩原京平選手に使っていた。
ＵＦＣでは、やはりレスリング出身のフランク・エドガーとジョルジュ・サン・ピエールが得意としていた。エドガーやＧＳＰなどはＵＦＣ参戦以降もよく大学のレスリング部に出稽古にいっているみたいで、ＧＳＰが北コロラド大学に出稽古にきていた時にＭＭＡへ進む道を決めたのがＮＣＡＡディビジョン１で活躍していたジャスティン・ゲイジー！
１９８８年１１月にアメリカのコロラド州で生まれた‘Ｔｈｅ Ｈｉｇｈｌｉｇｈｔ‘ジャスティン・レイ・ゲイジーは「やり過ぎゲイジー」と呼ばれるほどのアグレッシブなファイトスタイルで、なんと１才かレスリング始めたらしく、高校時代は２度州の王者になる～大学ではディビジョン１で活躍しオールアメリカンに選出される。そして、その大学に多くのＭＭＡファイターが出稽古にきていたことからＭＭＡに興味を持ち大学卒業後の２０１１年８月にＲｉｎｇ ｏｆ Ｆｉｒｅ４１でデビューしケヴィン・クルームを投げでＫＯする～１０月にＢＴＴ ＭＭＡ.２でジョー・ケルソを１ＲにＫＯ～その後もＲｉｎｇ ｏｆ Ｆｉｒｅで５連勝～２０１３年３月からはＷＳＯＦに参戦し、日本で大活躍しＨＥＲＯＳ ２００６年、２００７年ミドル級王者のJＺ・カルバンに１RでＴＫＯ勝ち～６月にブライアン・コッブを３RにローキックでＫＯ～１０月にダン・ローゾンを２RにＫＯ～２０１４年１月にリチャード・パティシュノックとのＷＳＯＦライト級王座決定戦を１ＲにＴＫＯ勝ちし王座獲得～７月にニック・ニューウェルを２ＲにＫＯして初防衛に成功～２０１５年３月にルイス・パロミーノを３ＲにＴＫＯ勝ちし２度目の防衛に成功～９月にもルイス・パロミーノと３度目の防衛戦で対戦し２ＲにＴＫＯ勝ち～１２月にはブライアン・フォスターをローキック連打で１ＲにＫＯ～１２月にはＰＲＩＤＥにも参戦していたルイス・ブスカペ３Ｒ終了時にＴＫＯ勝ち～２０１７年７月にＴｈｅ Ｕｌｔｉｍａｔｅ Ｆｉｇｈｔｅｒ.２５でライト級５位のマイケル・ジョンソンをヒザ蹴りでＫＯしＵＦＣデビューを飾りランキング入りする～そして１２月のＵＦＣ２１８で元ライト級王者のエディ・アルバレスと対戦するも３ＲにＴＫＯ負け 『観戦記１４８１』
２０１８年４月のＵＦＣ ｏｎ ＦＯＸ.２９で、ライト級５位のダスティン・ポワリエに４ＲでＴＫＯ負け 『観戦記１７０４』
連敗となったが、８月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.１３５でジェームス・ビックを１ＲにＫＯする
そして７ヶ月置いて対戦するのが、ライト級８位のエジソン・バルボーザ！
１９８６年１月にブラジルのリオデジャネイロで生まれたエジソン・メンデス・バルボーザ・ジュニオールは、８歳から格闘技を始めムエタイでは２５勝２２ＫＯ３敗らしい～ＭＭＡは、２００９年４月が正式なデビューでアーロン・ステッドマンを１ＲにＴＫＯ勝ち～６月にはRenassance ＭＭＡ１２でリー・キングを２ＲにＫＯしてRenassanceＭＭＡライト級王座を獲得～２度王座を防衛後、２０１０年６月にマルセロ・ジキッチを１ＲにＴＫＯ勝ちしＲＩＮＧ ｏｆ Ｃｏｍｂａｔライト級王座を獲得～１１月のＵＦＣ１２３でＵＦＣに初参戦し、マイク・ルーローに３ＲでＴＫＯ勝ち～その後もデビューからの連勝を１０まで伸ばすが、２０１２年５月のＵＦＣ１４６でジェイミー・バーナーに１ＲでＫＯさあれＭＭＡ初黒星～再起し３連勝するも、２０１４年４月のＵＦＣ ｏｎFOX.１１でドナルド・セラーニに１Ｒで１本負け～その後も勝ち星は上げるが、マイケル・ジョンソン、トニー・ファーガソン敗北～しかし、２０１６年４月のＵＦＣ１９７でライト級３位のアンソニー・ペティスに判定勝ち～７月にギルバート・メレンデスに判定勝ち『観戦記１１７１』 ２０１７年３月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.１０６でライト級９位のベニール・ダリウィシュを２Ｒに飛びヒザでＫＯする
１２月のＵＦＣ２１９で、ライト級２位のハビブ・ヌルマゴメドフと対戦も判定負け 『観戦記１５１１』
２０１８年４月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.１２８でも、ライト級６位のケビン・リーに５ＲでＴＫＯ負け～１２月のＵＦＣ ｏｎ ＦＯＸ.３１では、ライト級１４位のダン・フッカーを３ＲにボディーでＫＯする
混沌とするライト級の６位と８位が、ＵＦＣ ｏｎ ＥＳＰＮ.２のメインで激突！２週間後のＵＦＣ２３６でマックス・ホロウェイとダスティン・ポワイエがライト級暫定王座決定戦を争う中で、初の王座挑戦を狙うランカー同士の対戦！
２０１９年３月３１日 ＵＦＣ ｏｎ ＥＳＰＮ.２ エジソン・バルボーザｖｓジャスティン・ゲイジー
エジソン・バルボーザ ２０勝６敗 ライト級６位
ジャスティン・ゲイジー １９勝２敗 ライト級８位
１Ｒ、お互いに、開始と同時にオクタゴンの中央に出る～ゲイジーがロー！
お互いにローを蹴り合う～バルボーザがハイキック！
ゲイジーは足を止めてパンチのラッシュ～バルボーザはズルズル下がる！
バルボーザは金網に詰まり組み付くが、ゲイジーが押し込みながら殴る～バルボーザが首相撲に持っていくが、ゲイジーはクリンチアッパー！
離れてバルボーザはロー～ミドルも、ゲイジーはバックステップ
ゲイジーが再びパンチのラッシュも、バルボーザのパンチもゲイジーを捕える！
それでもゲイジーが詰めていく！右！効いたか！？
バルボーザはサイドに廻るが、ゲイジーは追いかけてロー！
バルボーザもローを蹴るが、まったく下がらないゲイジーが右！右！
吹っ飛んだバルボーザ！ゲイジーが追撃するのをレフリーは飛び込んで止める！
見事にジャスティン・ゲイジーが１ＲにＴＫＯ勝ち！レスリングがベースのゲイジーだが、やはり‘やりすぎゲイジー‘振りを魅せて、グラウンドになることなく打撃戦を制した。この勝利でゲイジーはライト級ランキング８位から５位、敗けたバルボーザは６位から８位と入れ替わる。そしてゲイジーは半年後の２０１９年９月開催のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.１５８のメインでライト級４位のドナルド・セラーニと対戦。
敗けたバルボーザも半年後のＵＦＣ２４７で、ライト級１０位のポール・フェデラーと対戦。この試合がファイト・オブ・ザ・ナイトに選ばれ両選手にファイトマネー＋５万＄
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