観戦記2139 WBAミドル級挑戦者決定戦 デビッド・レミューvsゲイリー・オサリバン | 人生マイペンライ

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《本日のTV鑑賞》

 

2021年7月10日か7月17日に、アラブ首長国連邦のドバイでIBFスーパーフェザー級3位の尾川堅一選手がIBFスーパーフェザー級1位のシャフカッツ・ラヒモフと空位のIBFスーパーフェザー級王者決定戦で闘う事で合意がされたらしい!

2017年12月にラスベガスで、IBF5位のテビン・ファーマーと王座決定戦で対戦して2-1で勝利も 『観戦記1762』 試合4日前の抜き打ちドーピング検査で、陽性反応出て試合は無効試合になり王座は剥奪~尾川選手は、6ヶ月間のライセンス停止。

3年半ぶりとなる世界戦がコロナ禍の中、またも海外での王座決定戦となるがWOWOWで生中継されるのか期待したい!

そして、同じ帝拳ジムの村田諒太も2021年4月か5月に2019年12月以来の防衛戦と言われていたが・・・・

村田選手が2018年10月に、ラスベガスでWBA4位のロブ・ブラントに判定負けして王座陥落 『観戦記1601』 新王者のロブ・ブラントは、2019年2月にWBA8位のカサン・バイサングロフを11RにTKOで降し初防衛に成功 『観戦記1753』 そして、7月に大阪でWBA4位の村田選手の挑戦を受け 『観戦記1758』 村田選手が2RにTKO勝ちして王座奪還。しかし2018年9月には、WBAミドル級挑戦者決定戦に元IBFミドル級王者のデビッド・レミューが出場し開催されている。

 

1988年12月にカナダ・モントリオール出身のデビッド・レミューは、9歳でボクシングを始めカナダ国内のアマ王者に3度なる~2007年4月に18歳でデビューしホセ・カンデラリオ・トーレスに2RでTKO勝ち~その後も10連勝10KOで、2008年11月にパトリック・テッシェとケベック州スーパーウェルター級王座決定戦で闘い2RにTKO勝ちして王座栄冠~その後も7連勝7KOで、2009年12月にデルレイ・レイネズとのWBCインターコンチネンタルミドル級ユース王座決定戦を2RにKOして王座獲得~2010年2月にもジェイソン・ノーグラーに初の判定となるも勝利し、カナダスーパーミドル級王座を獲得~4月にワリド・スミシェットを2RにKOして初防衛に成功~6月に、エルビン・アヤラとのWBCインターナショナルミドル級王座決定戦を1RにKOして王座獲得~10月にはヘクター・カマチョJrを1RにKOして初防衛に成功~12月にもパーネル・ゲイツを2RにTKOで降すも、2011年4月にマルコ・アントニオ・ルビオに7RにTKO負けし初黒星。さらに12月のWBCインターナショナルミドル級王座の防衛戦で、ヨアキム・アルシンに0-2の判定負けし王座陥落。

それでも2012年2月に再起し6連勝5KO、2014年5月にフェルナンド・ゲレーロとのNABF北米ミドル級王座決定戦を3RにKOして王座獲得~12月にガブリエル・ロサドを10RにTKO勝ちして初防衛に成功。そして、2015年5月にアッサン・エンダム(ハッサン・ヌダン・ヌジカム)とIBFミドル級王座決定戦で対戦し、判定勝ちして初の世界王座を獲得 『観戦記939』 そして10月に、WBAスーパー&WBC暫定ミドル級王者のゲンナディ・ゴロフキンとの統一戦に挑むが8RにTKO負けして王座陥落 『観戦記987』

2016年3月にジェームス・デラ・ロサと163ポンド(ミドル級は160ポンド)で対戦予定も、レミューが2.6ポンド(約1.2kg)オーバーして試合は中止~5月にNABOミドル級王座決定戦でグレン・タピアと対戦し、4RにTKO勝ちして王座獲得 『観戦記1130』10月にクリスティアン・ファビアン・リオスに判定勝ち~2017年3月に、WBCアメリカ大陸ミドル級王者のカーティス・スティーブンスを3Rに凄まじいKOで降し王座獲得 『観戦記1634』2017年5月に、世界前哨戦としてマルコス・レイエスに大差判定勝ち 『観戦記1671』

 

そして、地元カナダでWBOミドル級王者のビリー・ジョー・サンダースに挑戦も大差判定負け 『観戦記1953』

 

2018年5月にWBCインターナショナルミドル級王座決定戦で再起し判定勝ちするも、計量超過で王座獲得ならず~しかし・・・・人気者なのとゴールデンプロモーションの力のなす業か!?WBAミドル級挑戦者決定戦に出場となり、対戦するのはWBAミドル級3位のゲイリー・オサリバン!

 

1984年7月にアイルランドのミュンスター州で生まれたゲイリー・オサリバンは「スパイク」の異名を持ち、1984年1月に23歳でデビューしてピーター・ダンを6RにTKOで降す~その後も5連勝4KOして、2009年3月にジミー・ルブランに反則勝ちしてAFO米国スーパーウェルター級王座を獲得~さらに2連勝1KOして、12月にシアラン・ヒーリー判定で降しアイルランドミドル級王座を獲得。

2010年に入ってからも2連勝2KOし、2011年6月にロバート・ロングを1RにTKOで降しアイルランドミドル級王座の初防衛に成功~2012年3月にポール・モービーに判定勝ちし、7月もマシュー・ホールに判定勝ちしてWBOインターナショナルミドル級王座を獲得~2013年5月にタダス・ジョーカスに3RでTKO勝ちし、7月にWBOインターナショナルミドル級王座決定戦でビリー・ジョー・サンダースと対戦も判定負け。

2014年に入り再起して6連勝5KOし、2015年12月にWBAミドル級挑戦者決定戦でクリス・ユーバンクJrと対戦も7Rに棄権負け。

2016年9月に再起して4連勝3KOして、2017年12月にアントワール・ダグラスを7RにKOしてNABA北米&WBOインターコンチネンタルミドル級王座を獲得~2018年3月にベルリン・アブレイを3RにTKO勝ち。

 

WBAの正規王者は村田選手だが、この日のメインイベントはWBAスーパー&WBCミドル級王座戦ゲンナディ・ゴロフキンvsサウル・アルバレスがありその勝者同士が闘うような流れの大会!

 

2018年9月15日 WBAミドル級挑戦者決定戦 デビッド・レミューvsゲイリー・オサリバン

 

デビッド・レミュー 40勝34KO2敗 元IBFミドル級王者

 

ゲイリー・オサリバン 28勝20KO3敗 WBA3位

 

1R、レミューが速いジャブを連打~オサリバンが打ってきたとこれに左を合わせる!

 

オサリバンが左を突こうが、レミューは低く入っていき左フック!

 

レミューの手数が止まらない~ボディーも打ちながら、左アッパー!左フック!

 

レミューが左を突いてガンガン出るが、オサリバンも左をダブルで打ちレミューを下げさせる!

 

レミューがくっつていき左ボディーも、オサリバンも密着して押し返す!

 

オサリバンがレミューを突き放したくルーズな左を打ったところに、レミューは左を貰いながらもの伝家の宝刀左フック!

 

オサリバンは、まさに糸が切れた人形のように崩れていく!

 

オサリバンは頭を上げるが、これは無理!

 

見事にデビッド・レミューが1RにKOでWBAミドル級王座挑戦権を掴む!だが・・・・この1ヶ月後に村田選手がロブ・ブラントに判定負けし、この日のメインでサウル・アルバレスがWBAミドル級スーパー王座を獲得も3ヶ月後にはWBAスーパーミドル級王者のロッキー・フィールディングに挑戦。レミューは1年3ヶ月後の2019年12月に、スーパーミドル級(168ポンド)に近い166ポンド契約でウクライナのマキシム・ブーサクと対戦。

ゲイリー・オサリバンは直ぐに再起して、3ヶ月後の2018年12月にハンガリーのがボール・ゴルビックに判定勝ち~2019年3月にもキアリー・グレイに6RでKO勝ちし、2020年1月にミドル級に上げてきた元WBOスーパーウェルター級王者のハイメ・ムンギアと対戦!

 

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