観戦記1920 再起戦! 亀田和毅vsエドガル・マルティネス | 人生マイペンライ

人生マイペンライ

格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のDVD鑑賞》

 

昨年の12月に休会する事を発表した協栄ジム、東日本フェザー級新人王に輝いていた亀田京之介選手は花形ジム預かりとなり全日本新人王に12月22日に挑んだがグリーンツダジムの前田稔輝選手に1-2の判定負けで全日本新人王獲得ならず。同じく協栄ジム所属の亀田家の三男である元2階級制覇王者の亀田和毅選手は、一時は古巣のグリーンツダジムへの移籍を報じたニュースもあったが・・・・国内に所属を定めずにフリーとして海外に旅立つ。

亀田和毅選手のblogを見ると、ラスベガスで合宿をしたり良いトレーニングがつめているようでまずは安心。メキシコでの生活も長く、奥さんもメキシコ人なので生活に問題はないのだろうが・・・裁判でもJBC側が敗訴したが、亀田家の追い出しに躍起になり経営破綻状態のJBCなど気にもしていなく海外に発った(戻った?)亀田和毅選手の試合が日本で観れる日は再びくるのか!?

 

亀田家の三男である和毅選手といえば、亀田家の中でも1番センスがありボクサー体型で‘亀田家の最終兵器‘とまで言われていた。中学卒業後にアマチュアの全日本実業団選手権に参戦させようとするも 「髪型の前髪は眉毛まで、後ろ髪はうなじまでとの規則に違反。テレビ番組出演などがアマ資格に抵触する可能性がある」 とJABF(日本アマチュアボクシング連盟)に通達されメキシコへ武者修行。アマチュア大会のトーナメント決勝で、現WBAバンタム級王者のレイ・バルガスに判定負けなどキャリアを積む。

2008年11月に17歳でデビューし、アレハンドロ・モレノを2RにTKOで降す~その後も5連勝4KO~2009年5月に、初となる日本人選手の雲林龍広選手に4RTKO勝ち~さらに3連勝3KO後の11月に、WBOフライ級王座に挑戦経験もあるニカアグラのマルロン・マルケスに判定勝ちしデビュー11連勝。

2010年1月にロドルフォ・ガライとWBC中央アメリカバンタム級王座決定戦で対戦し、3RにKOして初の王座獲得~4月に、ナルシソ・ララを3RにTKOで降し初防衛に成功~5月にはハビエル・ロドリゲスと、WBCカリブ海バンタム級王座決定戦で対戦し判定勝ちで王座栄冠~さらに7月には、アルツロ・カマルゴとのWBCインターコンチネンタルスーパーバンタム級ユース王座決定戦も判定勝ちし王座栄冠~10月には、後に山中慎介さんのWBCバンタム級王座に挑戦するシュテファーヌ・ジャモエ 『観戦記764』 に2-1の判定勝ちしWBCバンタム級ユース王座を獲得~2連勝後の2011年5月に、大阪でのNABF北米バンタム級王座決定戦でネイサン・ボルシオを判定で降し王座栄冠~2011年7月、ボーイ・ドンディー・プマールを判定で降し、WBCバンタム級ユース王座の初防衛に成功~2012年4月にハイロ・エルナンデスを10R終了時TKOで降し、アブネル・マレスの返上したWBCバンタム級シルバー王座を獲得~ノンタイトル戦を4連勝しWBO王座、IBF王座が日本で認定(加盟)する際に王座への挑戦資格として東洋太平洋王座、日本王座の戴冠者か指名挑戦(1位)に限る。に、なるも海外ではOKとなりWBO王者のパウルス・アンブンダにWBOバンタム級4位として挑戦し判定勝ちし王座栄冠 『観戦記544』 日本人として初のWBO世界王者、3兄弟初の世界王者となるが・・・・12月に元WBOバンタム級王者のイマヌエル・ナイジャラと初防衛戦を判定で降し 『観戦記646』 その日のメインの亀田家の次男・亀田大毅選手に繋げるが「負けても王座保持問題」 が勃発!しかもJBC職員が亀田和毅選手など数人に監禁や暴行をされたと主張するJBC職員による虚偽提訴などの事件で亀田ジムは活動停止になり3兄弟が保持するボクサーライセンスの実質的に失効。事実上の追放処分となり、活動拠点を再び海外に求める。

しかし2014年7月に、MGMグランドアリーナの華舞台でWBO1位のプンルアン・ソー・シンユーを7Rに華麗な左ボディーでKOして2度目の防衛に成功

 

11月にWBOバンタム級暫定王者のアレハンドロ・エルナンデスとシカゴで統一戦を、2-1の判定勝利し王座統一し3度目の防衛に成功~そして、2015年5月にWBAバンタム級王者のジェイミー・マクドネルと王座統一戦!しかしWBO側が、WBA王者のマクドネルの上位にWBAバンタム級スーパー王者のファン・カルロス・パヤノがいるので王座統一戦を認めず、決行すれば王座剥奪を通告する。和毅選手はWBOバンタム級王座を返上してマクドネルに挑戦し、3Rにダウンを奪うがジャブでペースを握られて判定負け 『観戦記1453』

 

9月にジェイミー・マクドネルとダイレクトリマッチとなるが、今度はダウンを奪われての判定負け 『観戦記1455』

 

そしてアルヘイモンとの契約も切れ、2016年になるも復帰のニュースはなかなか聞けなかったが10月7日に電撃的に協栄ジムに復帰が報じられたが・・・・16日にメキシコシティのイスタパラパで復帰戦!対戦しては、メキシコのエドガル“チョロロ”マルティネス!

 

1997年11月メキシコのチワワで生まれたマルティネスは、本当なのか!?2010年7月に12歳でデビューして判定勝ち~その後も5連勝1KOするが、2011年5月からは2勝5敗~その後は10勝7敗1分も、ここ7戦は1勝4敗1分で元世界王者の再起戦に抜擢・・・・

 

日本から家族も総出で駆け付け、2012年4月のWBCバンタム級シルバー王座戦以来の第二のホームであるメキシコでの試合に挑む亀田和毅選手が2階級制覇に向けて56kg契約での闘い!

 

2016年10月16日 再起戦! 亀田和毅vsエドガル・マルティネス

 

亀田和毅 31勝19KO2敗 元WBOバンタム級王者

 

エドガル・マルティネス 20勝10KO13敗

 

1R、お互いに左を突いていく~リーチとスピードで亀田選手が勝る!

 

さらに、亀田選手が前に出ていき右!

 

亀田選手が左を突いて追い廻す~打ち終わりにマルティネスも左フック!亀田選手はスッとかわす

 

亀田選手は、上下に左を伸ばす~さらに、スピードが違う亀田がマルティネスの左フックに対し右をネジリ込む!

 

亀田選手は、ガンガンマルティネスを追い込んで左フック!マルティネスの左フックにも、狙いすませた右を被せる!

 

亀田選手が攻める!マルティネスはガードを固めて廻るだけ

 

ガードを顔の前に固めるマルティネスに、亀田選手は沈み込んでから左フックを廻し込む!

 

吹っ飛んだマルティネス!これは立てない!

 

父親の亀田史郎さんも、メキシコのリングだけに駆け上がり抱き合い祝福!

 

まぁ・・・・相手が相手だが、亀田和毅選手が復帰戦を見事に1RにKOで飾る!スピードどころか、ボクシングのレベルがまったく違う感じだったが第二の故郷のメキシコでの久しぶりの試合で2階級制覇へのスタートを切る。『ほんで今回は奥さんの地元やったから 家族とか親せきとか友人がたくさん応援に来てくれて ほんま嬉しかった。プロデビューした場所メキシコでの試合 新たな階級でKO勝ちできた。これから新しいボクシング人生のスタート。もっと強くなって 日本で応援してくれる方にも強くなった自分の姿を見せます!』

そして協栄ジム所属して、5ヶ月後に聖地・後楽園ホールで35戦目にして初の試合となるIBFスーパーバンタム級6位のマイク・タワッチャイと対戦!引き分けを挟み3連敗となったマルティネスは、この後も1勝11敗の元々はスーパーフライ級のボクサー。

 

★いや・・・亀田和毅選手はたいしたもんだと思います 格闘技blogランキングをクリック⇒格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村