本日のTV鑑賞》
ここ何日か、なんだかとんでもないバッドニュースが報道されている・・・・名門の協栄ジム金平桂一朗会長が、実質のオーナーとの間に金銭トラブルが起こり「解雇を言い渡された」と発表。協栄ジムは、1959年に金原会長の実父・金原正紀さんが開設し13人の世界王者を誕生させている。12月22日には東日本フェザー級新人王の亀田京之助選手が、西日本新人王グリーンツダ所属の前田稔輝選手と全日本新人王決定戦で対戦するがどうなるのか・・・・亀田京之助選手は、亀田3兄弟(興毅さん、大毅さん、和毅選手)の従兄弟で、3兄弟が取っていない新人王を目指しているが金平会長は「移籍先を探すように」と話していたがどうなるのか!?
世界初の3兄弟世界王者を協栄ジムで亀田兄弟だが、双子で同階級世界王者(スーパーウェルター級)を達成したのがジャーマルとジャーメルのチャーロ兄弟!兄のジャーマルはIBFスーパーウェルター級王座を返上してミドル級に上げたが、弟のジャーメル・チャーロはWBCスーパーウェルター級2度目の防衛戦!
ジャーメルは、1990年5月19日にテキサス州リッチモンドで当然、双子の兄のジャーマルと同日に生まれる。2005年のジュニア五輪の銅メダリストになるなどトップアマで鳴らし、弟のジャーメルが2007年12月にコーリー・サマービルを判定で降し白星デビュー(兄は翌2008年9月にデビュー)テキサスをホームで試合を重る~19連勝後の、2013年1月にハリー・ジョー・ヨルゲイとWBC米大陸スーパーウェルター級王座決定戦を8RにKOして初の王座栄冠~続き6月に、ディミトリアス・ホプキンスのUABA全米スーパーウェルター級王座に挑戦し判定で王座栄冠~10月にホセ・アンヘル・ ロドリゲ スを10RでTKO勝ち~2014年1月に、後にゲンナディ・ゴロフキンのWBAミドル級王座に挑戦する 『観戦記414』 ガブリエル・ロサドに判定勝ち~5月には、日本から世界王座へのチャンスを求めて渡米していたチャーリー太田とIBFスーパーウェルター級王座挑戦者決定戦で判定勝ち 『観戦記1509』
12月にはマリオ・アルベルト・ロサノに判定勝ち~2015年3月には、デメトリアス・アンドレイドを破りWBOスーパーウェルター級王座を奪取したこともある 『観戦記633』 バーネス・マーティロスヤンに判定勝ち~10月にヨアキム・アルシンも6RにTKOで降し、WBCスーパーウェルター級1位までランキングを上げる。そして、フロイド・メイウェザーが引退により空位になったWBCスーパーウェルター級王座を、2016年5月にWBCスーパーウェルター級2位のジョン・ジャクソンと争い8RにKOして双子兄弟同時期に同界級世界王者を達成 『観戦記1309』
初防衛戦は、2017年4月にWBC1位のチャールズ・ハトリーの挑戦を6RにKOして初防衛に成功 『観戦記1701』
そして2度目の防衛戦の挑戦者は、WBCスーパーウェルター級1位エリクソン・ルビン!
アメリカのフロリダ州出身のルビンは、アマで143勝7敗の戦績を積みオリンピックも期待されたが18歳の時にマイク・タイソンがスカウト!?して、2013年11月にエリク・デ・ヘススを1RにTKOで降しデビュー~その後も6連勝5KOで、2014年11月にノルベルト・ゴンサレスとのWBC中央アメリカスーパーウェルター級王座決定戦を判定勝ちして王座栄冠~その後も9連勝6KOで、WBCランキングを4位まで上げる。
そして2017年3月にWBCスーパーウェルター級挑戦者決定戦で、WBC7位のホルヘ・コタを4RにTKOで降して世界挑戦権を獲得 『観戦記1603』
3階級制覇を公言している無敗のルビンが、指名挑戦者として王座決定戦&初防衛戦と連続KOしているジャーメルに挑戦!兄がミドル級に上げてIBFスーパーウェルター級王座を繁盛したが弟のジャーメルは王座を守れるか!?
2017年10月14日 WBCスーパーウェルター級王座戦 ジャーメル・チャーロvsエリクソン・ルビン
ジャーメル・チャーロ 29勝14KO無敗 2度目の防衛戦
エリクソン・ルビン 18勝13KO無敗 WBC1位
1R、サウスポーのルビンに対して、ジャーメルが難なくインサイドから左を入れていく
ルビンは遠い距離から長い左ストレート!
お互いに手数は少なく、打ち終わりを狙う!
ルビン速いジャブ~ジャーメルのジャブをスッとかわす
ルビンがワン・ツー!ジャーメルはカウンターを狙う!それでもルビンの左!
ジャーメルが左~さらに左を伸ばす!ルビンはダッキングして・・・・
そこにジャーメルがショートの右で捕える!
吹っ飛んだルビン!痙攣している!
レフリーのカウントは不要でストップ!
見事に1Rの161秒でジャーメルが2度目の防衛に成功!なんとも交通事故のようなKO劇だが、これも実力のうちなのだろう。KO率では70%を超えるルビンだったが、ほぼパンチは1発も当てられないでKO率で50%無かったジャーメルに秒殺されてしまった。
この日はIBFスーパーウェルター級王者のジャレット・ハードの防衛戦と 『観戦記1845』 元WBAスーパーウェルター級王者のエレスランディ・ララとスーパーウェルター級が集まった興行だったが1番のインパクトを残したのはジャーメル・チャーロ!
★次戦はジャレット・ハードにTKO負けしたオースティン・トラウト ランキングをクリック⇒格闘技 ブログランキングへにほんブログ村