観戦記1838 RIZIN.15 堀口恭司vsベン・ウィン | 人生マイペンライ

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格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のDVD鑑賞》

 

なんとも残念な堀口恭司選手の右ヒザの十字靭帯負傷による、大晦日のRIZIN.20での朝倉海選手との再戦が中止・・・・

全治10ヶ月とのことなので、来年末での復帰になるのかな!?その時には、朝倉海選手はとんでもない存在になっているのか!?

それにしても、2010年5月に修斗でデビューした堀口選手の激闘の日々を考えると初の長期欠場も致し方ないか!?

 

堀口選手は5歳から空手を始めて、高校を卒業と同時に山本KID選手の‘KRAZY BEE‘に入り~2009年12月にアマ大会初参戦で、東日本修斗アマチュアで優勝~2010年5月に、修斗新人王戦でデビューし連戦連勝。2010年1月、7戦目で上田将勝選手に0-2の判定で初黒星~しかし、2ヶ月後の3月に徹肌ィ郎選手を1RでKOして再起し、7月には元パンクラス・バンタム級王者(61.2kg)の井上学選手に判定勝ち 『観戦記238』 続く、2012年12月の金網大会のVTJ 1stでイアン・ラブラントに勝利 『観戦記506』 2013年3月には、いよいよ扇久保博正の修斗世界フェザー級王座に挑戦(当時は60kg)見事に2Rで1本勝ちし王座栄冠 『観戦記435』 そして、金網大会のVTJ 2ndで王者対決としてキング・オブ・パンクラシストの石渡伸太郎選手と戦い、5Rにパンチの連打KO『観戦記530』 そして、満を持して師匠のKID選手を追うようにUFCに向かう。

2013年10月に、いきなりナンバー大会のUFC166 バンタム級契約で(61.23kg)ダスティン・ペイグを2Rにパウンドの嵐でTKO勝ち   『観戦記607』 2014年5月のUFC Fight Night 40ではフライ級に落として(56.7kg)ダレル・モンタギューと戦い判定勝ち 『観戦記783』 9月のUFC Fight Night 52でジョン・デロル・レイエスに1RでTKO勝ち~2015年1月のUFC182でルイス・ゴーディノ判定勝ちし、いよいよ日本人初のUFC王者誕生かと期待された4月のUFC186でデメトリアス・ジョンソンのフライ級王座に挑戦するも・・・試合終了残り1秒で1本負け 『観戦記858』 再起戦は、2015年9月の日本大会 UFC Fight Night 75でチコ・ケイミュスと戦いジャッジ3者とも30-27で完勝 『観戦記975』 10月には、修斗フェザー級王座も返上してアメリカ行きを決意~アメリカに定住してアメリカン・トップ・チーム入り。2016年5月のUFC Fight Night 87でニール・シーリーに判定勝ち 『観戦記1131』 11月のUFC Fight Night 99でフライ級8位のアリ・バカウティノフに判定勝ち。

そして 「格闘技の面白さをみんなに伝えたい。また日本を盛り上げたい」 と、話し帰国!また「自分の空手の先生が今、ガンで弱ってるんですけど・・・ぜんぜん泣かない先生が『俺の誇りだ』って言って泣いたんですよ」 話し、「UFCを離れるのを決めたのは、先生のこともあるし、近くで見せたいっていうのもあるし、やっぱり応援団とかにも見せたいっていうのもありましたね」 と、3年10ヶ月振りの日本のリングへ!

 

2017年4月のRIZIN.5で元DEEPフライ級王者の元谷友貴選手に判定勝ち 『観戦記1458』

 

7月のRIZIN.6では、バンタム級トーナメント1回戦で所英男選手を1RでKOする 『観戦記1352』 2回戦では、RIZIN.7で川尻達也選手を降したガブリエル・オリベイラを1RでTKO勝ち 『観戦記1818』

 

大晦日の準決勝でマネル・ケイプを3Rに肩固めで降し、同日の決勝では石渡伸太郎選手を2RでKOして優勝。

 

2018年5月のRIZIN.10では、元UFC選手のイアン・マッコールを1Rの9秒でKOする~7月のRIZIN.11では、修斗世界フライ級王者の扇久保博正選手との5戦振りの再戦を判定勝ち~9月のRIZIN.13では、まさにKIDイズムの伝承者!那須川天心選手とキックルールで闘うも判定負け

 

そして、大晦日のRIZIN.14でBellatorバンタム級王者のダリオン・コールドウェルと初代RIZINバンタム級王座決定戦で対戦し、ピンチもあったが3Rにギロチンチョークで1本勝ち 『観戦記1741』

 

そして2019年1発目の試合は、RIZIN.15で元UFCフライ級8位のベン・ウィン!

 

アメリカのサウスダコタ州出身のベン・ウィンは、1988年生まれの30歳で中学生の時にイジメられる~両親から「強くなれ!」と、勧められてテコンドーを始める。

 

MMAの練習を始めて高校を卒業後にエンジニアになる為に大学に進学するも、大学を中退して2006年12月にMMAデビュー~2013年からはオーストラリアに移住して、K-OZ Entertaimentでバンタム級王者~2014年3月には、Nitro MMAバンタム級王者に輝く~2015年にUFCと契約し、3年の間に4勝3敗で勝ち越す。

 

堀口選手が参戦して、世界基準が見えてくるRIZIN!色々な思いを詰めて堀口選手がBellator王者を破ってからの2019年初試合!アメリカに乗り込む前にスッキリと元UFC選手同士の闘いに格の違いを魅せれるか!?

 

2019年4月21日 RIZIN.15 堀口恭司vsベン・ウィン

 

堀口恭司 26勝2敗 RIZINバンタム級王者

 

ベン・ウィン 16勝8敗 Nitro MMAバンタム級王者

 

1R、ベン・ウィンがいきなり突進するが、堀口選手の右!

 

そのまま組む展開も、堀口選手が脇を差して押し込む

 

堀口選手が投げようとするも、スッポ抜けてベン・ウィンがバックを取る!

 

離れても直ぐに詰めてくるベン・ウィンに、堀口選手はフットワークを使い左!

 

お互いに打撃勝負!パンチが交差する!

 

ベン・ウィンは詰めてハイキック!堀口選手はワン・ツーをド真ん中!

 

さらに、堀口選手が飛び込んでワン・ツーから左フック!

 

効いてきているベン・ウィンに堀口選手が右!ベン・ウィンは吹っ飛ぶ!

 

堀口選手の右!右!ベン・ウィンは腰から崩れる!

 

すかさず堀口選手がラッシュ!ベン・ウィンは立ち上がるも堀口選手は止まらない!

 

ベン・ウィンをコーナーに追い詰め堀口選手が右!左!右!

 

レフリーが止めに入る!ベン・ウィンは崩れ落ちる!

 

堀口選手が圧勝の1RでTKO勝ち!ちょっと役者が違いすぎる!堀口選手は試合後のマイクで 「会場に来て応援お願いします!」 と、さらなるRIZINの盛り上げを煽る。そして、榊原RIZIN実行委員長がリングに上がり2ヶ月後の6月14日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(M・S・G)でダリオン・コールドウェルのBellatorバンタム王座に挑戦するかたちで再戦が発表される!

 

那須川選手とも打ち合える堀口選手のパンチテクニックで、ほぼダメージを受けることなかった堀口選手だが・・・・確かに朝倉兄弟が後に話すように、左に頭を避けてのカウンターの右を極め手にしている。この時点では、まさか3ヶ月後にあんな事になるとは朝倉選手サイドの人間以外は思わなかっただろう

 

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